舞鶴・天橋立旅行2日目

7/3(水)
地獄の二日酔いにて起床(n回目)。

今回のはいつもの二日酔いとは訳が違う。なんといっても旅先。先日はかなりやりすぎてしまった。総じて吐かずに起きれたことだけは自分を褒めたい。多分8時ぐらい。まだみんなもアルコールが残っている中、朝風呂に突入した。どうやら僕が酔い潰れて寝てしまった後もゲームは続いていたらしい。マジですごい。

気分が少し回復し、友達数人を連れて朝飯を買いに行った。ここで味噌汁やら水やらを買えばいいのにも関わらず、僕はカフェラテとハッシュポテトとサンドイッチを購入(¥860)した。あとから考えればミスチョイスすぎるし、値段高すぎ。それでも、朝日に照らされ、海を見ながら食べる朝ご飯。いや、BreakFastは何物にも変えがたい気持ちよさがあった。やっぱり旅行はこうでなきゃ。

2日目のメインは天橋立。天橋立は京都府宮津市に存在する日本三景の一つ。なんか「古事記」とか「風土記」とかにも出てくるらしく、神話と根深い関係を持っているらしい。まあ昔の人もあの絶景を見たら神話と結び付けたくなるよなあ。舞鶴から車で少しの移動。その間も二日酔いは続いており、友達の車でも普通に吐きそうになった。リフトに乗って山の上、「天橋立ビューランド」へと向かう。後ろには絶景の宮津湾。天気も良好で、気分は最高潮。頂上に着くとそこには最高の景色が広がっていた。いつの間にか二日酔いも全快していた。「これが、あの天橋立か、、」と感動を覚え、改めて日本の魅力を感じられた。カメラマンのおっちゃんに、天橋立をバックに集合写真を撮ってもらった。そのおっちゃんの営業力が凄まじく、あれよあれよという間に流れに乗せられて写真の購入をめぐる漢気じゃんけんをすることになった(¥1500)。見事に友達の1人が負け、写真を買うことに。値こそ張るものの、本当に素晴らしい写真だった。まさに夏の1ページ。あの営業力に、一本取られたというわけだ。

天橋立には「かわらけ投げ」という文化がある。小さい瓦に願いや厄除けを書いて投げ、的の中を通せれば願いが叶うというモノらしい。みんな想い想いの願いを書いて投げ込む。友達の1人は瓦(1枚100円)と一緒にcoachのサングラス(¥10000)を投げてしまった(事故)。衝撃映像すぎて皆大爆笑であった。ギリギリ取りにいけるところにあったらしく、サングラスは無事戻ってきた。

一通りビューランドを満喫し、下山。昼食に冷たいうどんと天ぷらをいただき、そのあとは天橋立の中へと向かった。みんなが思っているより天橋立というのは長く、「まだここなん?」みたいな会話をしたのを覚えている。しかし横の海は絶景だった。もしかしたら貸し出し自転車かLOOPを使って移動するのが主流なのかもしれない。途中にあった天橋立神社にて参拝し、引き返した。

実は天橋立で温泉に入る予定だったのだがまさかの休館日。1日目に敦賀・気比神社のおみくじで引いた「旅行:日を改めよ」の正体が顔を出した。いよいよ神の存在を信じなければならないのかもしれない。しかし旅も終盤。最後はやっぱり温泉でしょうということで、車に乗り込み、京都天橋立から滋賀湖北へ戻り、温泉に向かった。言わずもがな最高。旅疲れの汗を流すのに最適極まりない湯加減であった。喋っているともう1時間経っていたので、〆にラーメンを食べに行った。五臓六腑に染み渡る塩ラーメンのスープにがっつりとした炒飯。山岡士郎も驚きのクオリティである。注文した塩ラーメンにはユズが入っていた。これが良いアクセントとなり、口内に気持ちの良い風が吹き渡った。しかしここはラーメンブログではないので割愛する。

1泊2日の舞鶴・天橋立旅行。時間がすごい速さで過ぎ去っていき、とても短く感じられた。それぐらい楽しく過ごせたということなのだろう。大学生でいられるのもあと少し。残された時間をどう過ごすかは、僕らが自由に決めていいことだ。学生生活最後の夏は、音もたてずに僕らのもとへやってくる。暑すぎて時々嫌になるけれど、たくさんの思い出を残していくから、僕たちは夏をやめられない。


7/2~7/3 舞鶴・天橋立旅行記


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