突拍子もない飲み会

7/11(木)
最近、「午前」が存在しない。

存在しないというのは、僕の中だけの話であって、決して世界から「午前」という概念が消えたわけでも変わってしまったわけでもない。ただ単に、起きる時間が遅いのである。これは本当に何とかしなくてはならない喫緊の課題である。何度も書くが大学生でいられるのもあと少し。少しの時間も無駄にはできないのである。

14時から飲食バイト。平日のこの時間にシフトに入るのは久しぶりで、なんだか不思議な気持ちになった。そして20時までの勤務をやりおおした。暇すぎたので特に書くことがない。強いて書くとすれば友達が来たことと、「タッチパネルの操作がわからないので諦めている系おばちゃん」が来たことぐらい。そのおばちゃんは「高齢者が住みにくい世の中だねえ」と笑っていた。いつだってしわ寄せが来るのは若者。こういう人たちは、自分たち高齢者が若者の努力によって生かされている部分があることに気づかないまま、死んでいくのだろうか。

夜は友達の家に呼び出されていたので向かう。少し前のジャーナルでも書いた、良い白ワインを飲もうという会である。前回は栓抜きがなくて頓挫したが、今回はちがうっぽい。しっかりと栓抜きを購入し、挙句の果てにはグラスまで購入していた。税込み440円。じゃんけんに負けて僕が支払った。まだ解せない。

ワインの味は格別だった。とはいっても僕はそこまでワインを飲むわけではないし、むしろ苦手意識まであるのだが、このワインはすこぶる飲みやすかった。体にするすると入ってくる。気が付けば割としっかり目に酔っぱらっていた。お酒の勢いが止まらなくなった僕たちは、近くの居酒屋に飲みに行くことに。こういう突然の雰囲気が何とも言えないぐらい良い。いつものメガビールに緑茶ハイ。気が付けばおつまみも嗜んでおり、立派な飲み会となった。友達はガチ酔いしていた。

突然の流れで起こったことはやはり大事にすべきである。偶然は僕たちに、いつだって思いもよらない楽しさを与えてくれるものだ。こういうの、大学生らしくていいかも。

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