舞鶴・天橋立旅行1日目

7/2(火)
大学生というのはその膨大な時間の自由さから、結構フラっと旅行に行けるのが魅力の一つであると僕は考えている。

この日は1、2限でゼミを頑張り、そのあとは学科の友達と京都は舞鶴、天橋立旅行へ向かうことに。大学生であれるのもあと少し、そんな僕の夏が始まった。

途中、敦賀にて海鮮丼を食べようということになり、「日本海さかな市場」に向かう。何故か目を瞑ってメニューを指さし、当たったものを食べるという謎のルールに参加した。僕は豪華金箔海鮮丼(¥2340)を食べることに。この時は幸せ極まりなかったが、この文章を書いている今は普通に高すぎるやろと思う。まあ美味しかったから無問題。

敦賀といえば気比松原。しかし生憎の雨だったので、海は断念して気比神社に向かった。みな歴史系の学科であるために、こういう神社仏閣巡りを迷いなくできることが旅において大きなメリットである。神社で引いたおみくじに「旅行:日を改めよ」と書いてあった。これは何かの暗示なのだろうか、、、そんなことを思いながら僕たちは再び車に乗り込んだ。

福井県敦賀市 気比神社

途中スタバで茶(バナナブリュレフラペチーノ)をしばき回し、跡形もなく茶を倒したあとで、いよいよ1日目のメイン、舞鶴へと向かう。途中で別働隊の友達と合流した。サービスエリアについた瞬間、とてつもない便意に襲われたので急いでトイレに駆け込んだ。

目的地のホテルは和室。男6人で泊まるにはなかなかに広い部屋で、十分に遊べるサイズ感だったと記憶している。そして着くや否や飲みである。ここからがどうしようもなく問題作だと僕は個人的に思う。まずは居酒屋。結構良い雰囲気で、お酒も料理もおいしかった。ただここで僕は炭酸が苦手なのにビールを飲みすぎていた。ついつい、旅先では調子に乗っちゃうよね。途中すごい速さで猥談を挟みつつ、2軒目へ。

2軒目はミュージックバーへとやってきた。実はこの店は大学2年生の時に一度訪れたことがある。当時は「サイコロきっぷ」という画期的なサービスがあり(今もあるのかな?)、それを利用して友達と舞鶴を訪れた際に寄ったのがこのミュージックバーである。客は僕らしかいなかったが、結構飲んで歌って、時々ギターを弾いて、なんてやっているとどんどんお酒を自分の体に流し込む速度が上がっていった。この頃の自分をどうにかしたい。店を出る時、店員さんが僕らのことをうっすら覚えてくれていたようで、少し話した。輝かしい人情はここにあった。ありがとうございました。また来ます。

そしてホテルに帰着してまたもや飲みである。どうやら僕はバーでも自分のキャパを考えず飲酒してしまったようで、ホテルに帰る時にはもうベロベロである。まさに「泥」のように酔っていた(泥酔の泥は、中国の架空生物が由来らしい)。この時、エレベーターで寝転がるぐらいには終わっていた。人情はない。

無限にも思われる飲みゲーが開催された。UNOやトランプももちろんやったが、問題なのはこの飲みゲーだ。大学4年間で培った飲みゲー知識(無駄)を存分に活かして、僕は次々に新しい飲みゲーを提案していったのだが、もう確率とかでは証明できないレベルで負けていき、指スマでも負け、運にも見放された。負け続けた僕は、注がれる酒を次々と飲んだ。いやもう、まさに浴びていた。居酒屋、バー、飲みゲーと来て、そこまでお酒が強くない僕は完全にダウンした。総じて吐いたわけではないが、どうやら寝てしまったようだ。もう、普通に立てなかった。

普通にやりすぎてしまったのだ。これは反省。調子に乗っているといつもこれである。明日のことなんか考えずに行動して、今を楽しむんだとか言ってる自分を肯定していた時期もあったが、こうなればもう考え方を変えなければいけないのかもしれない。

しかし、総じて楽しかった。これも良い思い出である。

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