運気を上げたいのです

6/16(日)
学祭後、つけっぱなしのテレビの音で起きる。iPhoneの時計を見ると昼12時。やってしまった。またしても午前中を亡き者として時間の渦の中に放り投げてしまった。地獄の底で、きょう存在するはずだった「午前」が僕を見て笑う。

この日は何もすることがなかった。YouTubeでよくわからない動画を見たり、ゼミでもらった本を読んだり、短歌を鑑賞したりして過ごしていたらもう時刻は夕方だった。なんかこの日はお腹がすくこともなく、無感情に時間が過ぎていった。洗濯、皿洗いなどの家事を済ませ、ようやく風呂に入る。どうも現代には「風呂キャンセル界隈」なるものが存在しているらしい。到底理解できるものではないが。

時刻は17時。外は夕方ごろから降っていた雨のせいで、地面が泣いていた。涙は、この町を反射して映した。もちろん、僕もだ。

このまま何もしないまま一日が終わるのは強迫観念的にまずいと思ったのか、気づいたら僕は自転車に乗り、スターバックスコーヒーへと向かっていた。何も手を付けていない卒論を、どうにかしたいという一心でパソコンの前に向かった。抹茶ティーラテをグラスで注文したのだが、間違えて蓋付きのカップのノリで飲もうとしてしまい、盛大にズボンにこぼしてしまった。滴り落ちる抹茶の雫を見て、なぜか涙が出そうになった。僕って多分、「普通の人」のボーダーよりは「運」のパラメータが低いよな。確実に。

運を向上させるにはどうしたらよいのか。何かよい方法があれば、教えてください。

今日の一曲
The Beatles/A Hard Day's Night


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