Vプリカ(Vpreca)とは?使い方やコンビニチャージ方法・使えない原因
Vプリカはクレジットカードの代わりとして使えるプリペイドカードです。
プリペイド(前払い)式なので使いすぎる心配がなく、本人確認不要&審査なしで即発行できたり、コンビニで現金チャージすることも可能です。
2024年5月15日にリニューアルして新しくなり、以下の4つのタイプが選べるようになりました。
Vプリカ→本人確認不要&即発行可能
Vプリカリアル→本人確認不要
Vプリカ+(プラス)→本人確認が必要
Vプリカ+(プラス)リアル→本人確認が必要
以下4つのタイプに共通した特徴です。
クレジットカードの代わりとして使える
プリペイド(前払い)式なので使いすぎる心配がない
スマホで手軽に発行・管理ができる
コンビニの店頭端末やATMで手軽に購入・チャージできる
口座登録でネットでもチャージできる
維持費・年会費は無料
紙の利用明細は発行されない(支払い履歴はアプリ・WEB・メールで確認)
未成年でも利用可能(※18歳未満は親権者の同意が必要)
2011年から運営しているので安全性が高い
アプリ内の「ロック」機能を使って不正利用対策も可能
本記事では新しくなったVプリカの特徴や使い方、リニューアル前(旧Vプリカ)との違いについても解説しています。
Vプリカ(V-preca)とは?各タイプの特徴とメリットデメリット
Vプリカ
「Vプリカ」はネット専用でクレジットカードの代わりとして使えるバーチャルプリペイドカードです。
バーチャルカードとは、実物のプラスチックカードが発行されない仮想のカードのことです。
以下Vプリカの特徴です。
本人確認不要&審査なしで即発行できる
必要なのは携帯番号とメールアドレスのみ
カード名義は「VPRECA」(本人名義ではない)
リアルカードは発行されない
実店舗では使えない
発行手数料や維持費はかからない(※コンビニチャージの場合は購入手数料が発生)
毎月12万円までチャージ可能
残高上限は10万円まで
累計100万円まで使ったらカード番号が変わる
チャージ金額の有効期限は1年
VプリカはVISAのクレジットカードが使えるオンラインサービスなら基本使えますが、本人確認が必要なサービスでは使えない場合があります。
以下のサービスは本人確認が必要なケースが多いです。
月額料金が発生するサブスクサービス
携帯電話や公共料金の支払い
旅行サービス・ホテル・コンサートチケットの予約
電子マネーやプリペイドカードのチャージ
FXや仮想通貨取引
アダルトサイト
上記サービスで使える場合もありますが、本人確認が必要なサイトでは「以前までは使えていたのに、急に使えなくなった」となることも多いです。
Vプリカは以下のような方におすすめです。
本人確認が面倒
今すぐ使いたい
匿名性を重視したい
リアルカードはいらない(ネットでのみ使いたい)
Vプリカリアル
「Vプリカリアル」はVプリカのリアルカード版です。
Vプリカとの違いは以下の3つです。
実店舗で使える
発行手数料500円が発生(※コンビニチャージの場合は購入手数料が別途発生)
チャージ金額の有効期限が5年になる
Vプリカリアルを発行すると実店舗でも利用できるようになります。
発行はVプリカと同じく本人確認不要ですが、発行手数料500円が発生します。維持費などはかかりません。
有効期限は1年から5年に延びます。
その他の部分はVプリカと同じです。実店舗で使えるようにはなりますが、サブスクなど本人確認が必要なサービスで使えるようにはなりません。
Vプリカリアルは以下のような方におすすめです。
本人確認が面倒
匿名性を重視したい
リアルカードが欲しい(実店舗で使いたい)
Vプリカ+(プラス)
「Vプリカ+(プラス)」はVプリカの本人確認あり版です。
Vプリカ同様、ネットでクレジットカードの代わりとして使えますが、バーチャルカードなので実店舗では使えません。
Vプリカとの違いは以下の4つです。
本人確認が必要
サブスクなども利用可能※一部のサービスでは利用不可
カード名義は本人名義
毎月のチャージ上限がない
残高上限は100万円まで
カード番号はずっと変わらない
チャージ金額の有効期限は5年
Vプリカプラスは本人確認が必要になるので、使えるサービスや金額が増えます。
Vプリカと違って即発行はできませんが、プリペイド(前払い)式なのは変わりません。
Vプリカプラスはサブスクなどでも使えるようになりますが、一部では利用できなかったりとクレジットカードより使える範囲は狭いです。
Vプリカプラスは以下のような方におすすめです。
本人確認に抵抗がない
サブスクなどに登録したいけどクレジットカード(あと払い)は不安
リアルカードはいらない(ネットでのみ使いたい)
Vプリカ+(プラス)リアル
「Vプリカ+(プラス)リアル」はVプリカプラスのリアルカード版です。
Vプリカプラスとの違いは以下の2つです。
実店舗で使える
発行手数料500円が発生(※コンビニチャージの場合は購入手数料が別途発生)
Vプリカプラスリアルは4つの中では一番クレジットカードに近いですが、プリペイド(前払い)式なのは変わりません。
実店舗で使えるようになりますが、Vプリカプラスと使えるサービスは変わりません。
一部サービスでは利用できない場合もありますし、クレジットカードより使える範囲が狭いのも同じです。
Vプリカプラスリアルは以下のような方におすすめです。
Vプリカプラスを使っていて、ネット以外(実店舗)でも使いたい
Vプリカの手数料は?利用前の注意点やデメリット
リアルカードは発行手数料500円が発生
Vプリカはリアルカードの発行に500円の手数料が発生します。
バーチャルカードなら発行手数料はかかりません。
年会費・維持費はバーチャルカード・リアルカードともに無料です。
コンビニチャージは1回ごとに「購入手数料」が発生
Vプリカ残高はコンビニから現金でチャージすることも可能です。
コンビニでは以下の金額から選んでチャージできます。
2,000円
3,000円
5,000円
7,000円
10,000円
購入手数料は以下の通りです。
5,000円まで→200円
7,000円→280円
10,000円→390円
金額は手数料込みで購入するので、2,000円分購入する場合は手数料込みの2,200円を現金で支払います。
コンビニチャージだと1回のチャージ上限が1万円万までなので、2万円分チャージしたい場合は10,000円を2回チャージする必要があります。(手数料は390円×2=780円が発生)
クレジットカード・銀行口座からチャージする場合は1円単位でチャージ可能で、手数料も無料です。
カードの有効性確認で数百円程度引き落とされることがある
Vプリカはカード利用時に「有効性確認」として、残高から200円前後引き落とされることがあります。
カードの有効性確認とは、カードが使えるかどうかを決済会社が確認するためのシステムです。
有効性確認で引き落とされた分はあとで全額返金されます。(即日~2週間前後)
すぐに返金されないこともあるので、有効性確認も手数料として計算しておきましょう。
ポイント還元がない
Vプリカはクレジットカードのようにポイント還元(100円使うごとに1ポイント貯まるなど)がありません。
ギフトカードがもらえるキャンペーンなどは不定期で開催されていますが、ポイント目的ならクレジットカードを使う方がお得です。
分割・リボ払いはできない
Vプリカは一括払いのみ利用できます。
分割やリボ払いに変更することはできません。
VプリカとVプリカギフトは別
Vプリカとは別に、プレゼント可能な「Vプリカギフト」もあります。
Vプリカギフトはアカウント登録やチャージ不要で使えますが、Vプリカよりも使える範囲は狭くなります。
コンビニの場合、Vプリカは店頭端末を使用しますが、Vプリカギフトは棚に陳列されています。(AppleカードやGooglePlayカードがあるところ)
Vプリカギフトは以下の金額のみ選べます。
3,000円(手数料込み3,250円)
5,000円(手数料込み5,290円)
VプリカギフトはVプリカへのチャージが可能です。※チャージする場合はVプリカのアカウント登録が必要
間違って購入した場合もチャージすればVプリカとして使えますが、手数料は若干高くなるので、Vプリカとして使うのであれば店頭端末から購入する方がお得です。
Vプリカの作り方と使い方・コンビニでの金額チャージ方法
ここからは本人確認不要で即発行できる「Vプリカ」の発行方法や使い方、コンビニでのチャージ方法について解説していきます。
アカウント登録
アカウント登録はWEB(Vプリカ公式サイト)からでもできますが、アプリの方が簡単です。
以下アプリでのアカウント登録手順です。
AppStore、またはGoogleプレイストアからアプリ(Vプリカ+)をダウンロード
アプリを開いて利用規約に同意して「はじめる」
「次へ」→「新規登録」からアカウント作成
規約に同意して「次へ」
メールアドレス・携帯電話番号を認証
カードデザインを選択
名前、性別、生年月日を入力
ログインIDとパスワードを設定
入力内容を確認して「登録」で完了
すでにアカウントを登録している場合は「ログイン」からログインできます。
新しいアプリ(Vプリカ+)では旧Vプリカのアカウントは使えないので、以前にVプリカを使っていた場合も新規登録が必要です。
旧Vプリカの残高は新規登録後に新しいVプリカにチャージ可能です。
クレジットカード・銀行振込でチャージする場合はそのままアプリ内の「チャージ」→「クレジットカード」または「銀行口座」から行えます。
コンビニでチャージコードを購入
アカウント登録が完了したら、コンビニで「チャージコード」を購入します。
チャージコードは以下のコンビニで購入できます。
セブンイレブン(マルチコピー機)
ファミマ(Famiポート)
ローソン(Loppi)
ミニストップ(Loppi)
セイコーマート(サンプルカードをレジに持っていく)
セイコーマート以外は店頭端末を利用します。
店頭端末での購入手順は以下の通りです。
転倒端末で「プリペイド」を選択
「Vプリカ」を選択
「日本語」を選択
Vプリカについて表示されるので「OK」
注意書きが表示されるので「同意する」
チャージする金額(2,000円~10,000円)を選択
料金を確認して「OK」
レジへ持って行くようにと案内が出るので「OK」
発行されたレシートを30分以内にレジに持って行く
レジで料金を支払って「チャージコード」の購入が完了
レジでの支払いはセブンイレブンだと現金とnanacoが使えます。
セブンイレブン以外では現金のみ利用可能です。
アプリ(またはWEB)で購入した金額をチャージ
チャージコードのままでは使えないので、アプリまたはWEBでチャージを行います。
以下アプリでのチャージ手順です。
アプリ(Vプリカ+)を開いてログイン
「チャージ」→「チャージコード」を選択
コンビニで購入したチャージコードを入力(カメラで読み込み可能)
「チャージ」→「実行」でチャージ完了
チャージが完了した瞬間から有効期限(1年~5年)が発生します。
チャージコードのままなら有効期限は無期限です。
チャージしたVプリカでの支払い方法
チャージが完了した段階で、Vプリカをネットの支払いで使えるようになります。
使い方はクレジットカードと同じです。
以下基本的な手順です。
支払い方法で「クレジットカード決済」を選択
クレジットカード情報でVプリカのカード番号、有効期限、セキュリティコード、名義(カードホルダー名)を入力
本人確認していない場合は名義が「VPRECA」になっています。
名義が性・名で分かれている場合は2分割(性「V」名「PRECA」など)すると使えます。
旧Vプリカの残高を新Vプリカへチャージする方法
旧Vプリカの残高は以下の手順で新Vプリカへチャージできます。
新Vプリカで新規登録
「アカウント」→「クレジットカード情報」から新しいクレジットカードを追加
旧Vプリカのカード番号、有効年月、セキュリティコードを入力して登録
「チャージ」→「クレジットカード」で旧Vプリカのカード情報を選択
残高をチャージ(1円単位でチャージ可能)
旧Vプリカのアカウントは新Vプリカでは使えないので、新しくアカウント登録する必要があります。
残高は1円単位でチャージできるのですべて移せます。
残高をすべて移したら、旧Vプリカを使うことはないのでアプリを削除してしまっても問題ありません。
Vプリカが使えない・登録できない原因とよくある質問
サービスにVプリカが対応していない
Vプリカは基本VISAマークのあるサービスで使えますが、サービスによっては使えない場合もあります。
利用可能かどうかは、サービスが提携しているクレジット決済会社に問い合わせることで確認できる場合があります。
Vプリカギフトのまま使っている
Vプリカギフトは3Dセキュア(認証サービス)を導入しているサイトでは使えません。
Vプリカへチャージすれば、3Dセキュア導入サイトでも使えるようになります。
以下VプリカギフトからVプリカへのチャージ手順です。
Vプリカアプリ(Vプリカ+)をダウンロードしてアカウント登録
「チャージ」→「ギフトコード」でVプリカギフトのコードを入力してチャージ
Vプリカにログインできない
新Vプリカアプリ(Vプリカ+)は旧Vプリカのアカウントではログインできません。
新しくVプリカを発行する場合は新規登録が必要です。
余った残高の使い道は?
残高が中途半端に残ってしまった場合は次使うときに繰り越すか、「Amazonギフト券(チャージタイプ)」などに変換するのもおすすめです。
Amazonギフト券は15円からチャージ可能なので、端数も使い切れます。
コンビニチャージは現金以外も可能?
コンビニでチャージコードを購入する場合、セブンイレブンのみ現金とnanacoが使えます。
その他のコンビニでは現金しか使えません。
〇〇Payなどの電子マネー、プリペイドでの支払いはできません。
本人確認やリアルカード発行方法は?
本人確認はアプリ左上の本人確認アイコン(人型マーク)を押すと行えます。
本人確認には以下の書類が使えます。
運転免許証
マイナンバーカード
在留カード
住民基本台帳カード
運転経歴証明書
特別永住者証明書
本人確認はアプリのみ可能です。WEB(ブラウザ)では行えません。
本人確認が完了すると「Vプリカ+(プラス)」にアップグレードします。
リアルカード発行は本人確認アイコンの右にあるカードマークを押すと行えます。
デザインを選択→「発行」を押すと2週間程度でカードが届きます。
旧Vプリカ(リニューアル前)と比べてみた感想【まとめ】
旧Vプリカ(リニューアル前)と大きく変わったのは以下の5つです。
4つのタイプが選べるようになった
本人確認で利用できるサービスを増やせる
使い切りから繰り返しチャージへ
カード番号が変わらなくなった
VプリカギフトからVプリカへチャージ可能になった
リアルカードが発行可能
リニューアル後は選べるタイプが増えましたが、「プリペイド(前払い)式で使いすぎる心配がない」「コンビニで手軽にチャージできる」というのはどのタイプにも共通しています。
4つのタイプのうち「Vプリカ」は旧Vプリカの魅力だった「本人確認不要」「即発行できる」も継承しています。
以前は1回のチャージごとにカード番号が変わる使い捨てタイプでしたが、リニューアル後はカード番号が変わらないチャージ式に変更されました。
カード番号が変わるタイプは「セキュリティ面で安全だから使いやすい」というメリットもありますが、「決済会社に制限されやすい」というデメリットもあります。
カード番号が変わる方が便利という場合は、Vプリカギフトをチャージせずにそのまま使えば毎回違うカード番号で利用することもできます。
以前は間違えてVプリカギフトを購入してしまった場合、Amazonギフト券などにチャージするしかありませんでしたが、リニューアルでVプリカギフトからVプリカへのチャージも可能になり、その点も改善されました。
「旧Vプリカの機能のまま使いたい」という場合は「Vプリカ」と「Vプリカギフト」を使い分けるのがおすすめです。
本人確認が可能なら「Vプリカ+(プラス)」にすればサブスクなどの支払いにも使えるようになりますし、「Vプリカリアル」なら本人確認不要で実店舗でも使えるリアルカードが発行できるので、使える幅はかなり広がりました。
タイプが増えたので少しややこしく感じますが、コンビニチャージの使い方は「Vプリカ発行コード」の名前が「チャージコード」になったくらいで、あとはほぼ同じです。
Vプリカは匿名性が高いので、アダルトサイトで使う時にも便利です。
DXLIVEなら本人確認不要の「Vプリカ」でも会員登録できます。※DXLIVEは18歳未満利用禁止です
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