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【SUAC生向け】おままごとでめぐるワークショップ 詳細情報

おままごとでめぐるワークショップの詳細を開いていただきありがとうございます。興味を持った方がいたらぜひ気軽に参加してください、わからないことがあれば声をかけてくださいね。

追加12月28日 なぜ遊びをするのか、500円を用意することについて意味の説明を追加しました!

紹介文

子供の頃、みなさんは何して遊んでいましたか?

今回は皆さんと遊びを通して一緒に心地よく過ごす方法を考えてみます。私は遊びの中でもおままごとをしてみたいと思っています。そんなことを?って思うかもしれません。たしかに、昔やっていたただの遊びですよね。しかし、私は遊びをすることはとても大切なことだと思っています。遊びは、普段の生活からわずかな時間だけでも離れることができ、新鮮な気持ちをもたらしてくれます。そのうえ、おままごとはそれぞれの過ごした家族の様子を再現します。家族というのは自分が出会う最初の他人であり、その心の距離感は今の自分に大きな影響を与えます。今の友達や恋人、バイトの人など、いろいろな人と一緒に過ごす上で難しい心の距離感についておままごとを通して一緒に考えてみませんか。


今回はそれぞれが好きなことをできる場所を目指したいと思っています。ワークショップでは体を動かす遊びから、机の上で行うワークなどをやっていきますが、皆さんのやってみたいことがあれば、それもみんなでやるので教えてくださいね。(懐かしい遊びでも、ゲームでも、だべるだけでもいいですよ)最終日のワークではみんなで楽しめるような過ごし方をお互いに出しあってみたいと思っています。


みなさんはバイトや授業が忙しく、心に余裕がない日々を過ごしたことはありますか?大学の中でそのことを伝える子がいないとき、なんとなく心がソワソワしてしまいますよね。そこで、今回は参加しているいっときだけでも普段の生活から離れた、あたらしいつながりを作れないか試してみたいと思っています。ひとときだけでも気が落ち着けられる場をつくってみませんか。また、忙しい中で参加してくれた方には参加祝いとして各回500円か食事を用意します。今回は文芸大生だけを対象にしているので安心してお越しください。

第4回には、遊びの様子を映像で記録してみます。レンズを通すことでここでの活動は作品となって皆さんの手元に残ります。みなさんの経験と手元に残った映像とが、これからの生活をすこしでもほぐしてくれたらと願っています。(映像は公開しないのでご安心を!)


ぜひ一緒に遊んでみましょう

追記 12月28日

 なぜ遊びをするのでしょうか。中でもおままごとをするのもなぜでしょうか。また、チラシには生きづらくない過ごし方を探しましょうと書きました、この繋がりについてよくわからないままだったので説明の補足をしておきます。

 若い人の多くが日常的に人間関係や、自分の状況でとても大きな過ごしにくさを感じることがあるはずです。その上、そのような状況の中から抜け出すことはとても難しいことです。そんな中で、いっときだけでも何か別のことをすることは気が楽になるだけでなく、苦しい思いの問題が自分のせいではなく、問題そのものが問題であるという客観的に捉え直せる機会を与えることになります。その別のことと言うのは、深呼吸をすることから、動物を可愛がること、森を散策すること、ストレッチをすることなど様々な方法があります。その中の一つに、遊びをするというものがあります。遊びをすることが日常の生きづらさに何らかの効果がある。その効果は人それぞれではありますが、少しでも何か変化は与えられるようです。私は遊びを通して何か気持ちをほぐせないかと思って企画しました。

 ではなぜ、おままごとでしょうか。ロジェ・カイヨワという人は遊びを4つに分類しました。それは、競争、運、模擬、眩暈というものです。ここで出てくる、模擬におままごとは入ります。上にも書きましたが、家族との距離感は様々な人間関係に影響を与えていると言われています。家族との関係を捉えなすことができれば今の日常の関係にも何か新しい視点が入るかもしれません。おままごとをすることは、今の関係性に何かの変化を与えるかもしれません。私はそういった場を一時でも作ってみたいと思っています。

 500円を用意するということについて説明をしたいと思います。このお金は黒板とキッチンで企画を作る際に企画料としていただいたお金を元手にしています。そして、その使い道を考えていた際に、参加条件の拡大を目的に500円を参加祝いとして用意することにいたしました。このお金は、私自身にも配布されており皆さんにも平等に配られるようになっています。お金を用意することで、少しばかり違和感を感じた方もいらっしゃると思います。しかし、これまでとは違った条件を創ることで参加の可能性を広げることを目指した実験として取り組んでいることをご理解いただけたらと思います。

参考文献

ロジェ・カイヨワ『遊びと人間』講談社学術文庫、1990年

花丘ちぐさ『その生きづらさ、発達生トラウマ?:ポリヴェーガル理論で考える解法のヒント』春秋社、2020年

日程

第1回:1月14日(金)13:00~16:30 解きほぐす
会場:黒板とキッチン→浜松城公園
〇体をほぐした後、公園で遊びます(シャボン玉や鬼ごっこなど)

第2回:1月19日(水)3限~4限13:00~16:10 遊びながらお互いを知ってみる
会場:黒板とキッチン
〇気持ちの共有をしてみます
〇おままごとをしてみます

第3回:1月26日(水)3限~4限13:00~16:10 体を使って再現してみる
会場:黒板とキッチン
〇幼少期の様子を家族から聞いてみる。
〇体を動かしてみます

第4回:2月2日(水)3限目から5限目13:00~17:50 つなげてみる
会場:黒板とキッチン
〇連続して遊び映像に記録します。

第5回:2月9日(水)3限目13:00~14:30 何もしないでみる
会場:黒板とキッチン
〇みんなのしたいことをしてみます。(ゲームをしてもいいし、みんなでみっけを作ってもいいし、鬼ごっこをしても大丈夫です)
〇お互いがしたことを応援しあいます。

募集内容

参加条件:文芸大生のみ

参加方法: 予約不要・参加費無料
参加者には各回500円か500円分の食事を差し上げます
  各回開催時間になりましたら、黒板とキッチンまでお気軽にお越しください。(先着6名)

会場

〒430-0944 静岡県浜松市中区田町327

黒板とキッチン

黒板とキッチンは 水曜以外 毎日 11:30~18:30 で開店しています。誰でも好きに使える場所なので興味があれば気軽にお越しください。

寄付金の募集

活動に共感していただいた方や、応援したい方がいらっしゃいましたらお気持ちをいただけますと誠にうれしく思います。

今後ともこのような、活動を続けていきたいと思っています。お気持ちは今回の運営資金や参加の平等化に向けた活動の為に利用させていただきます。



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