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わたしたちのお産物語(授かったよ!編)

今年の春見た桜は、これまで生きてきた中で最も美しくキラキラ輝いていました。


それは第一子の出産を終え、1週間ぶりに外へ出て、助産院から実家へ移るときの車の窓から見た桜。

隣には生まれたてのちいさな我が子。
流れゆく薄ピンクと淡い色した青空のその景色を、
久しぶりに浴びる日差しに目を細めながら
なんとも言えない幸福感にひったひたに浸りながら眺めていた。
あの日のことは一生忘れないでしょう。
宝物としてわたしの脳裏に永久保存されました。


はじめての妊娠。はじめての出産。はじめての母業。
いま現在も日々家族を通して感動や学びをたくさん受けとっています。

妊娠から出産までの出来事を
これから先に待っている、さらに幸せで濃厚な日々で記憶が曖昧になってしまう前に記しておきたいと思います。


妊娠がわかったのは去年の夏。
能登半島に住む友人カップルのお家に居候させてもらいながらゆんゆん号を直しているところでした。


梅雨明けも早々に、ギラギラとした暑さがすぐにはじまった夏。

住んでいたお家の前には透き通る海が広がっていて、いつもわたしたちを誘惑してきました。
ゆんゆん号の修復もそこそこに海へザブーン🌊

インドア派のわたしがあんなに毎日海に入る暮らしはこれから先ないかもしれない。
そしてきっと毎日海水浴することで、体内のデトックスが進み、自然と身体も整ってきたから妊娠できたのかもしれない。
今振り返るとそう思います。


20代の頃仕事が大好きだったわたしは、自分の許容範囲を越えた頑張り方をしていたらしく、
婦人科に通っていた時期がありました。

医師からは
「もしかしたら妊娠しずらいかもしれない。妊娠したい時期が来たときは治療が必要かもしれません。」
と言われていました。
原因はストレス。
えーーーー、どうせぇっちゅうねん!と20代のわたしは先生の忠告も聞かずに相変わらず仕事をモリモリしていました。
(その後31歳で仕事モリモリ女を卒業。食生活を中心に暮らしを大改革。今では健康体です。)

なので、結婚したときも夫に
もしかしたら子どもができないかもしれないし、そのときは二人の暮らしを楽しんでいきたいと告げていました。

だけどやっぱり我が子を産みたい気持ちは諦められず、
淡い期待を抱きながら過ごしていた中で授かることができました。

妊娠がわかったとき、夫にシリアスに伝えて驚かそうとしたけれど顔のニヤニヤが止められずサプライズは失敗。
身体の内側から喜びが溢れてきて無意識に小躍りしながら歩いていたことを覚えています。


そうして、わたしのマタニティライフがはじまりました。

わたしの母方の家系は安産が多く、つわりも軽いと聞いていたので、きっとわたしもそうだろうと思っていました。


...しかし、その考えが甘かった!!!!
出産後明らかになるのですが、そもそもわたしは父方の祖母に体質が似ていて、その祖母は難産だったと!!

ナメテターーーー!妊娠出産ナメテタワタシーーー!!!


次回は、そんなわたしのマタニティライフそしてナメテタワタシの出産エピソードとなります。


生きる実験(ほんとに!)はつづく👶