nizimaクリエイター紹介# メミさん
こんにちは、Live2D noteです。
今回はLive2D公式マーケット「nizima」で活躍するクリエイターをご紹介します。
ご紹介するクリエイターの方をお手本にしながら、ぜひみなさんもnizimaでの販売にチャレンジしてみてください。
今回ご紹介するのは メミ さんです。
メミさんは、個性的なデザインやギミックが魅力的なモデルを多く手掛けられているクリエイターです。
メミさんの作品へのこだわりなどをお伺いしました。
プロフィール
お名前:メミ
ご職業:イラストレーター、Live2Dデザイナー
得意なジャンル:高可動域モデル
制作環境:Live2D Cubism Editor、CLIP STUDIO PAINT
nizima:https://nizima.com/Profile/267321
X(旧Twitter):@memidesuyo
―自己紹介をお願いします。
はじめまして、メミと申します!
現在はイラストレーター兼Live2Dモデラーとして活動しており、X(旧Twitter)ではイラストなどを載せnizimaにてLive2Dモデルの販売や依頼の受付を行っています。
―Live2Dの制作を始めたきっかけは何ですか?
私が大学生の頃にVTuberを知って「私も自分の可愛いキャラに命をふきこみたい!」と思い始めました。
まずは初心者入門の本を買って、本のキャラを本の通りに完成させてLive2Dの基礎を把握してからオリジナル制作を始めました。
Live2D Cubismの学割がとても安かったためフリー版で止まらずもっと深く勉強できました。
現在学生の方でLive2Dに興味のある方は卒業手前でもいいから買っておくべきです!
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―キャラクターデザインやギミック(ロボメイドVモデルのパネル表示や妖狐Vモデルの年齢操作など)がとても斬新で魅力的ですが、デザインやギミックのイメージからモデルの制作にあたってこだわりやポイントはありますか?
オリジナルモデルを一体作るごとに「他でみたことがない自分の思いついたギミックを制作する」ことを目標にしています。
以下は私にとっては自分が思いついたと思っているだけで当時からすでに使われていたギミックだと思います。
ロボメイドVモデルのパネルを制作したのは3年前でした。
野良猫Vモデルも制作したのは3年前で、猫ということで瞳孔を開くようにしました。
妖狐Vモデルの年齢操作ギミックは、他の方の等身が変わるLive2Dモデルを初めて見た時に「私も作ってみたい!」と思い、そして「目の形や髪や服装も等身によって変わるLive2Dモデル」の制作に挑戦しました。
このモデルに関しては本当に難しかったです。もう作りたくないです。(笑)
等身変化や年齢変化モデルを今後つくることがあっても、怒る時と悲しい時に口と目にも変化を加えることはしないと誓います。
パラメータがひとつ減るだけでとてもつくりやすくなると思うので。(笑)
お見せできないクオリティのためネットに公開したことはありませんが、4年前に初めて作ったオリジナルLive2Dモデルは涙を流せるようにして、真横を向けるようにしました。
世の中のLive2D作品はどんどんクオリティが高くなり、新しいギミックも追いつけないほど増えているため今後の制作は「自分で思いついたギミックの制作」ではなく「自分が制作したことがないギミック」をメイキングを参考にして挑戦することが目標になりそうです。
―オーダーメイド作品も手掛けられていますが、オーダーメイド作品制作時に大切にしていることは何ですか?
大切にしていることは「お客様が満足できるよう作品を作るために言いたいことを言える環境にする!」ことです。
私はまだ活動歴が浅いため、選んでいただいただけでとてもありがたく最大限できることはしたいと思っています。
自分は「痛い思いをしてから考える」という変なモットーがあるため(笑)、予算が厳しければ出来る限り合わせたり、キャラクターデザインはお客様が満足するまで何回でも修正可能にしたりしています。
でもこれは私がいままで運よくいいお客様に依頼をいただけているだけのため、おすすめはしません。(笑)
私はいままで「イラストのクオリティは描き込めば描き込むほどいい!」と思っていましたが、以前お客様に「顔の影が少なめのデザインの方がかわいい」と言ってもらえたからお客様が満足するデザインができて、私も新しい学びができました。
お客様の期待以上のモデルを完成させるために私の技術やデザインに不満や修正があれば気軽に言ってもらえるような環境作りをこれからも大切にしたいです。
―nizimaで活動を始められてまもなく1年ほど経過するかと思います。
これまでのご自身の活動を振り返って、変化や感じることなどはありますか?
いままでnizimaで販売しているモデルは学生時代に制作した作品ばかりで、この1年の間でつくったオリジナルモデルは妖狐Vモデル1体のみです。
そんな怠惰な私をちゃんと働かせてくれたのはオーダーメイドだったのでとてもありがたいです。
ですが、オーダーメイドを制作している時はオリジナルモデルがつくりたくなるためないものねだりだなとつくづく思いました。(笑)
課せられないと動けない自分は2023年で終わりにしたいです。
―実績を上げるために取り組んだことなどあれば教えてください。
Live2Dのコンテストにはできるだけ参加しています。
コンテストは締切があるため、ちゃんと自分も動いてくれます。(笑)
―nizimaを使い始めたきっかけは何ですか?
私は学生時代からイラストやLive2Dの制作をしていましたが、ネットで金銭のやり取りをしたことはありませんでした。
その後に引きこもりのニートになってしまい、外に出て働きたくはないけどなんとか家の中でお金を稼ぐことは出来ないかと思い学生時代に制作したLive2Dモデルを販売しようと思ったのがきっかけです。
nizimaを選んだ理由は、Live2D公式のプラットフォームという点と、他のプラットフォームはイラスト、動画、3DとたくさんのジャンルがあるけどnizimaならLive2Dをみる人だけがきてくれるかと思ったからです。
私は二次創作のイラストをよく描くため、自分のオリジナル作品には自信がなかったのですが、はじめて自分の作品が売れた時は本当に嬉しかったです!
―nizimaを使ってよかったところはどんなところですか?
プレビュー機能のおかげでモデルが動いた時のイメージが伝わりやすく、制作過程の確認がとてもスムーズに進みます。
Live2D公式のプラットフォームという点も大きく、Live2D作品を探す方は一度は見にくる場だと思います。
―nizimaはどんな人にお薦めしたいですか?
イラストを売る場は他にもたくさんのプラットフォームがありますが、Live2D関連の作品でまだ実績がない方は私のようにまずはnizimaから始めるべきだと思います。
Live2Dを勉強したい方にもとてもおすすめです。
プレビュー機能で自由に動かせるのももちろんですが、クオリティの高いモデルなどを見つけた時はプレビュー機能のパラメータをみて勉強することができます。
―今後挑戦したいことや目標を教えてください。
SNSで宣伝をすること、男性モデルに挑戦すること、新しいギミックに挑戦すること、そしてなにより一体のオリジナルモデルをつくるペースをあげることです。
また、Live2D Creative Awards 2023では不完全燃焼で終わってしまいとても悔しい思いをしたため、来年はブラッシュアップまで終えて最後まで完成させて応募することが目標です。
―メミさん、ありがとうございました!
noteではnizimaクリエイターインタビューの記事をまとめて閲覧できるnoteマガジンもございます。
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株式会社Live2D
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