[2020年版]Live2D初心者でも大丈夫!知識ゼロから1週間でコンテストに応募してみよう!
※本記事は2019年公開の記事を2020年版に書き直ししたものです。
こんにちは、Live2D noteです。
現在。第7回を迎えましたLive2Dの世界一の作品を決めるコンテスト『Live2D Creative Awards 2020(ライブツーディークリエイティブアワーズ)』の作品を募集中です!
この記事では"Live2D初心者でも『Live2D Creative Awards』に参加して一緒にコンテストを楽しもう!"というそんな内容になっています。
イラストが描けなくてもOK!!
PhotoshopやCLIP STUDIO PAINTを持っていなくてもOK!!
これからLive2Dを勉強しようと思っている方の参考にもなれば嬉しいです!
この記事の概要説明
●『Live2D Creative Awards』というLive2D作品の世界一を決めるコンテストを開催中!2020年開催分は2020年11月30日(月) 日本時間23:59が締切。
●コンテストきっかけに多数のプロを輩出!
●Live2D作品を作るための『Live2D Cubism Editor』という製品は公式サイトから無料でダウンロードできる!
●Live2Dの仕組みを知るには公式のチュートリアル動画がおすすめ!
〇Live2D用語集
〇図形で覚えるLive2D
〇基本チュートリアル
●素材は公式サンプルモデルや、イラスト&Live2Dデータの売買が行えるWEBサービス『nizima』からGETできる!
●Cubism Editorの使い方が分からなければ公式マニュアルや、コミュニティをチェックしよう!
●書籍でもLive2Dを学ぼう!
〇Live2Dの教科書 静止画イラストからつくる本格アニメーション
〇10日でマスター Live2Dモデルメイキング講座
●Live2Dが学べる外部リンク集も要チェック!
『Live2D Creative Awards』とは
Live2Dを使ったオリジナル作品のクオリティを競い合う年に一度のコンテストです。
世界各国から募った動画やアバター、ゲームなど、Live2Dの技術が使われた数多くの参加作品の中から、世界一を決めます。
各賞には賞金を設定しており、グランプリ受賞者にはなんと過去最大【55万円】の賞金が授与されます!
本コンテストの魅力はこれだけには留まらず、過去開催してきた本コンテストの受賞をきっかけに企業からのスカウトが来たり、受賞してから個人受託の案件が増えてそのままフリーとして転身したというクリエイターを多く輩出しています。
そんなクリエイター自身の"未来"までも動かしてしまうコンテスト『Live2D Creative Awards』ですが、今年は従来の賞と合わせて多くの協賛企業賞が加わりました!
これにより、今までとは違った視点でのLive2D作品への評価軸が増え、今までとはひと味変わったコンテストになるのではないかと予想しています!
おかげさまで現在Live2Dを学ぶ方法は豊富にあります。その学びの場の紹介も踏まえ、是非この記事を読んで『Live2D Creative Awards』に参加してみましょう!
[ポイント1]コンテストの参加に必要なもの
まず最低限の条件として、コンテストの参加に必要なものを確認してみましょう。
●パソコン
〇Live2D Cubism Editorが動くパソコン(動作環境はこちら)
●Live2D Cubism Editor
〇Live2D作品づくりに欠かせないPC向けソフトウェア(ダウンロードはこちら)
●パーツ分け済みLive2D向けイラスト、もしくは既存のLive2Dモデル
●作成したLive2D作品
Live2D作品は「Live2D Cubism Editor」というPC向けソフトウェアを利用して作成します。
Cubism Editorは製品サイトから無料でダウンロードできます。
『Live2D Cubism』製品サイト&ダウンロードはこちら
製品サイトのトップで流れているアニメーション動画は、本編ほぼすべてをLive2Dで制作したオリジナルショートアニメ『Beyond Creation』の本編切り抜きです。
原画のまま動かせるLive2Dの魅力を最大限に活かした作品になっています。
また、同様に本編ほぼすべてをLive2Dで制作したオリジナルショートアニメ『ヒーローベータ』も公開されています。
もちろんこのレベルの作品をいきなり作ることは困難ですが、Live2Dという表現技術の可能性がおわかりいただけましたでしょうか?
『Beyond Creation』本編はこちら
『ヒーローベータ』はこちら
Cubism Editorでは主に2つの作業が行えます。
イラストに動きを加えられるようにするモデリング作業と、モデリングしたLive2Dモデルをアニメーションさせるアニメーション作業です。
それらの作業を行うためには、Live2D用にパーツ分けをしたイラストか、モデリング済みのLive2Dモデルが必要となります。
アニメーションさせたLive2D作品を動画として書き出し、作品を「YouTube」「Twitter」「bilibili」「Weibo」のいずれかに投稿し、コンテストの応募フォームに必要事項を記入して応募完了!という流れになっています。
詳しい応募方法については、コンテスト特設ページの『応募の流れ』をチェックしましょう!
https://www.live2d.jp/award_archive/award2020/entry/
では次からは具体的な学習方法などチェックしていきましょう!
[ポイント2]まずはLive2Dの仕組みを知ろう!
Live2Dクリエイターなら誰しもが通る道[Live2D公式チュートリアル」でLive2Dの仕組みを理解しましょう!
図形で覚えるLive2D
まず"そもそもLive2Dってどういう仕組みで絵が動くの?"と不思議に思う方は、『図形で覚えるLive2D』の動画を見てみましょう!
この動画では丸と四角の簡単な図形を使ってLive2Dの仕組みを説明していて、見るだけでLive2Dへの理解が一気に深まります!
基本チュートリアル
キャラクターのLive2D化について、より具体的な解説をしているのが『基本チュートリアル』です。
イラストの加工(パーツ分け)や、Editorの機能の使い方など、Live2Dを扱う上での基本を紹介しています。
動画は全部で6つ、1本5~10分程度の内容になっているので、作業を進めて行く上でつまづいたポイントや、気になる箇所をピックアップして視聴するというやり方もGood!!
チュートリアルページの方には各動画ごとのおさらいが載っているので、動画を視聴した後により理解を深めるために、またはおさらいだけチェックして気になるところを動画で確認するという使い方もOK!!
【詳しい解説ページ】
1.イラストの加工の詳細
2.イラストを動かす準備の詳細
3.表情の動き付けの詳細
4.体の動き付けの詳細
5.顔のXYの動き付けの詳細
6.アニメーションの作成の詳細
Live2D用語集
上記の動画を見ていると「アートメッシュ」や「デフォーマ」といった聞きなれないLive2D用語が出てくると思います。
それらの基本的なLive2D用語は『Live2D用語集』でチェックしましょう!
機能ごとにマニュアルへのリンクも付いているので、気になる機能も詳しく確認することができます!
印刷用PDFデータも配布中!
※zipファイルがダウンロードされます。
[ポイント3]公式サンプルモデルやnizimaを活用してコンテストに応募してみよう!
ここで「イラストも描けないしPSDデータを作れるソフトも持ってないしLive2D詰んだ/(^o^)\ナンテコッタイ」と思った方も多いはずです。
確かにLive2D作品を作成するためには、Live2D用にパーツ分けされたイラストをPSDデータ(グラフィックツールのPhotoshopやCLIP STUDIO PAINTから書き出せるデータ)で用意する必要があります。
そんな時は公式サンプルモデルやnizimaを活用してみましょう!
『Live2D Creative Awards』では公式サンプルモデルやnizimaで販売されているモデルを活用した作品もご応募可能です!
公式サンプルモデルおよびnizimaの販売モデルを利用する際は、モデル毎に設けられた利用規約をしっかりと確認しましょう。
公式サンプルモデルで作品をつくってみよう!
公式サンプルモデルとはLive2D公式が配布しているLive2Dモデルのことをいいます。
モデリングはLive2D公式のデザイナーチーム「Live2D Creative Studo」が担当。プロの仕事っぷりをじっくりと観察できるので、何かヒントを得たいときにチェックするというような使い方ができます。
公式サンプルモデルを使ってコンテストに応募するためのポイント
●モデルの可動域を広げる
例えば……横向きの表現や、腕や脚の可動を広げてみる
●オリジナルの動きをつけてアニメーション作品をつくる
例えば……ショートアニメーションやミュージックビデオのような作品を作ってみる
公式サンプルモデルをご利用の際は作品概要欄に「この作品に使用しているキャラクターモデルは株式会社Live2Dの公式サンプルモデルを使用しています。https://www.live2d.com/」の明記をお願い致します。
nizimaを利用して作品をつくってみよう!
nizimaとは、クリエイター同士が自作のイラストやLive2Dデータを販売・購入できるWebサービスです。
nizimaが他のサービスと違う所は、nizimaで購入したイラストをLive2D化して2次販売が行える点にあります!
その場合、イラストを作成した1次クリエイターにもロイヤリティ報酬が発生するので、「イラストは描けるけどLive2D化するのが苦手」、「イラストは苦手だけどLive2D化するのは得意」というクリエイターにとって、とてもエコなサービスとなっています!
そんなnizimaでは、パーツ分け済みのイラスト素材が多数販売されています。
「パーツ分け済み」などで検索してみると見つけやすいです。
作品ごとに使用許可範囲や禁止事項が設けられていますので、概要をよく確認した上でご利用ください。
nizimaを利用してコンテストに応募するためのポイント
●イラスト素材を購入してLive2D化してみる
例えば……nizimaではパーツ分け済みのイラスト素材も販売しているので、それを利用してLive2D作品を作ってみる。
●Live2Dモデルを購入して可動域を広げてみたりオリジナルの動きをつけてみる
例えば……すでに完成済みのLive2Dモデルにモーションを追加してみたり、複数体のモデルを利用してアニメーション作品を作ってみるなど。
●ついでに『にじコン』にも応募してみる
例えば……nizimaでは『にじコン』というイラスト作品とLive2D作品のコンテストを定期的に開催しています!
そして『Live2D Creative Awards』に応募した作品も『にじコン』への応募が可能ですので、ダブル受賞も狙うことができます!
[ポイント4]もしもEditorの操作でわからないことが出てきたら……
Cubism Editorのダウンロードが済んで、素材も用意が出来てさあ始めよう!となったはいいものの、Cubism Editorの操作でわからないことが出てきた場合は以下の情報を参考にしてみてください。
Live2D Cubism マニュアル
Cubism Editorの操作や気になる機能は『Live2D Cubism マニュアル』をチェックしましょう!
はじめる前の準備方法や各種機能の使い方など、Cubism Editorに関する情報はすべてここに載っています!
[ポイント5]書籍で学習したい人向けオススメ書籍
書籍でLive2Dを学びたい!という方には、以下の2冊をおすすめします!
『Live2Dの教科書 静止画イラストからつくる本格アニメーション』
基礎から応用までを網羅していて、「立ち絵モーション」、「ゲーム用モーション」、「FaceRig用モデル」などよくある案件タイプ別に学べます!
趣味として、仕事として、本格的にLive2Dを始めたいなら外せない1冊となっています!
『10日でマスター Live2Dモデルメイキング講座』
Cubism Editorの基本操作、キャラクターイラストの動かし方、声を当てた際の挙動のコツなどモデル制作からアニメーションまで学ぶことができます!
Live2D noteでは、著者のfumiさんのインタビューを読むこともできますよ!
[ポイント6]便利機能紹介
「もっと〇〇な機能があったら便利なのに……」と思ったときにはこの『便利機能紹介』をチェックしてみてください!
Cubism Editorはユーザーの声を取り入れながら過去何回ものアップデートを重ねているので、便利な機能が多数搭載されています!
[ポイント7]Live2Dコミュニティ
「マニュアルやネットで調べてみたけど知りたいことが出てこなかった……もぅマヂ無理。。」という方は『Live2Dコミュニティ』を利用してみましょう!
『Live2Dコミュニティ』では、Live2Dユーザー同士の交流や質問が行えます!
操作方法だけでなく、動きのアドバイスなども聞けるのでぜひお気軽にコミュニティに投稿してみるのもオススメですよ!
[ポイント8]Live2Dが学べる外部リンク集
Live2D公式サイトでは、Live2Dを学ぶための外部リンク集をご用意しています。
Live2D初心者の方が1から詳しく学ぶことができるのはもちろんのこと、Live2Dを普段から扱っている人でも意外に気づかなかったことや、プロが使うテクニックまで、幅広く知ることができますよ!
学ぶ人のスタイルに併せ、「書籍」「動画」「学習サイト」「webサイト」と分けられていますのでお好みのリンクをご利用ください!
Live2Dが学べる外部リンク集はこちら
[さいごに]Live2Dクリエイティブの世界へ飛び込もう!
皆さまの愛と情熱がこもった作品をお待ちしております!
●『Live2D Creative Awards 2020』応募方法はこちら
リンク
●Live2D Creative Awards 2020 開催概要
●『Live2D Creative Awards 2020』応募方法はこちら
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株式会社Live2D
広報担当:hashi & suda
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