Live2Dクリエイター紹介#3 一束さん
こんにちは、Live2D noteです。
今日はLive2Dを使って活躍されている個人クリエイターの方をご紹介します。
今回ご紹介するクリエイターは 一束 さんです。
一束さんは、イラストレーター兼Live2Dデザイナーとして活躍されています。一束さんはイラストにもLive2Dにも柔らかで繊細な表現をふんだんに盛り込み、温かさのある作品で観る人を魅了するクリエイターです。
過去にはLive2D Creative Awardsでグランプリを獲得した経験も持ちます。
そんな一束さんがいつLive2Dに出会って、どういう学習から「Live2Dを仕事にする」までに至ったのかを聞きました。
Live2Dでの制作を行っている方、Live2Dクリエイターを探している方にとっての何かのヒントやきっかけとなれば幸いです。ぜひご覧ください。
お名前:一束
ご職業:イラストレーター、Live2Dデザイナー
連絡先:tegami@1-tuka.com
Twitterアカウント:@1_tuka
ポートフォリオ:https://1-tuka.com/
――自己紹介をお願いいたします。
フリーランスのイラストレーター/Live2Dデザイナーの一束(いつか)と申します。
「やわらかく愛らしく」をモットーに、絵やLive2Dモデリング(主にVtuber関係)のお仕事をしています。
最近では、自作モデルを使って動画投稿も始めました。
――Live2Dをどこで知りましたか。
ゲーム業界で働く方とお話しする機会があり、その話題の中で知りました。
「これからは絵も動かせないと!」と強くおっしゃっていたので印象深く、興味が湧いたので調べました。
――Live2D歴を教えてください。
2017年にの夏頃に初めて触りました。バージョン3が出る前ですね。
――実際にLive2D(Cubism)を使い始めたきっかけはなんですか。
もともと自分のデザインしたキャラクターを動かすことに興味があったんですが、自分のイラストのタッチでは3Dは似合わないかな…と半ば諦めていたところ、Live2Dの「2Dのイラストをそのまま動かせる」という謳い文句に飛びついた形です。
――どうやってLive2D(Cubism)を学びましたか。
活躍されてるデザイナーさんの著書だったり、公式サイトのチュートリアル、公式が配布しているモデルを見て、ひたすら触って試行錯誤しつつ…という感じです。
完全に独学のため、知らない機能もたくさんあるので、きちんと勉強できる場や機会があるといいなぁと思っています。
――Live2Dを利用した仕事を受注したきっかけがあれば教えてください。
SNSで公開しているLive2Dの作品を見てお声掛けいただく場合が多いと思います。あとは、交流会などでゲーム業界の方とお話しした事がきっかけで、後日ご連絡をいただいたりです。
――Live2D制作で得意なことを教えてください。
立体感と、自然でかわいい動きをつけるのが得意です。
ご依頼いただいたモデルなどは、表情差分の下絵がないことがほとんどですが、キャラクターに似合う表情や仕草を考えるのは楽しいですし、好評をいただけていると感じます。
――Live2Dをやっててよかったことはなんですか。
絵描きとしても、自分の中で引き出しが一つ増えたと思っています。
動きがつけられるということで、一枚のイラストの「外側」というか、世界観の広がりやキャラクターの存在感が強くなる感じがして楽しいです。
あとは、VTuberやゲームキャラクターなどを動かせた時、思いがけない動きや表情を見せてくれて、自分の作品が自分の想像を超えるという事に不思議な喜びがあります。
――Live2Dに関することで特に思い出に残っていることがあれば教えてください。
Live2Dを始めて間もない頃、Twitterに投稿した作品を見たLive2Dの公式アカウントさんが声をかけてくださいました。それが嬉しくて、コンテストへの応募を決め、その後も制作を続けていくきっかけになりました。あの時お声かけいただけて幸運でした。
――これからLive2Dを始める方へひとことお願いします。
私がモデリングに苦戦した時は、こまめに動作確認して「動いてる」姿を見ています。少しずつでも動く姿を見ると愛着が湧いてきて、「もっと動かそう」「もっとかわいくしよう」とやる気が湧いてしんどい部分も乗り越えられました。
制作が進まない場合は、好きなキャラクターをモデルにするとか、自分の中の愛を拠り所にするとモチベーションが保ちやすいと思います。
ーー今後の目標をお聞かせください。
今の一番の課題は、アニメーションを勉強して魅力的なモーションを作れるようになる事ですが、キャラクターモデルだけではなく動くイラスト制作などアート方面にも力を入れたいです。
他のアーティストの方と一緒に作品を作る、ということにも興味があります。今後もコンテストに参加したり、積極的に挑戦を続けていきたいと思います!
ーー 一束さん、ありがとうございました!
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株式会社Live2D
広報担当:nishi
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