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Live2Dクリエイター紹介#7 栗坂こなべさん

こんにちは、Live2D noteです。
今日はLive2Dを使って活躍されている個人クリエイターの方をご紹介します。

今回ご紹介するクリエイターは 栗坂こなべ さんです。

Live2D Cubism SDK ゲームクリエイターの栗坂こなべさんは、個人でゲーム開発をしながら専門学校や大学でLive2Dの非常勤講師として活躍されています。

『alive 2019』ではLive2D Cubism SDK for Unityを活用した事例を交えながら「Live2D + Unity による格闘ゲームの実装例とSDKのススメ」という内容でご登壇頂きました。

プロフィール

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お名前:栗坂こなべ

ご職業:Live2D Cubism SDK ゲームクリエイター、非常勤講師

Twitterアカウント:@kurisaka_konabe

ポートフォリオ:https://twitter.com/i/events/857474536370917377

――自己紹介をお願いいたします。

栗坂こなべです。現在は専門学校や大学でLive2Dの非常勤講師をしつつ、Cubism SDKを使った個人ゲームを制作中です。

――Live2Dをどこで知りましたか。

Live2Dがまだベクター形式だった頃にスネ夫の頭が動いているのを見たときでしょうか。その頃は見ていただけで特に触っていなかったです。

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Live2D Vectorのサンプルとして掲載されていたアニメーションGIF

――Live2D歴を教えてください。

2014年頃から触るようになったので、今で5年目くらいでしょうか。

――実際にLive2D(Cubism)を使い始めたきっかけはなんですか。

2014年の「2Dゲームハッカソン」に参加したとき、たまたま同じチームメイトになった城黒白(@taku_nishimu)さんにLive2Dとその簡単な使い方を教えて頂いたのがきっかけです。

きのこ・たけのこ陣営に分かれて、ガリバーの如く縛られたユニティちゃんに色々するリアルタイムストラテジーでした。

思えば、この頃からSDKでゲームを作ってたことになりますね。

――どうやってLive2D(Cubism)を学びましたか。

2014年頃に城黒白さんに「ドラ○もんでやり方説明してるサイトが分かりやすい(なおたろーさん(@naotaro0123)が書いていたブログ)」と教えて頂いて、それを読んで勉強しました。

あと、当時なおたろーさんが関西圏で非常にマメにLive2Dの勉強会を開かれていて、それに何度も参加して覚えました。神吉さん(@rikak)にお会いして、教えて頂いたのもこの頃だったと思います。

――Live2Dを利用した仕事を受注したきっかけがあれば教えてください。

関西のUnity系のイベントに毎回顔を出していたら、Live2Dを触ったことのある人間として私の名が挙がり「Unity5 3Dゲーム開発講座 ユニティちゃんで作る本格アクションゲーム」という本に共著で参加させて頂きました。

その後、出版社から単著のお話を頂き、「Unity5+Live2D ノベル&アドベンチャーゲーム開発講座」を執筆。それが名刺代わりになって、案件を頂いたり専門学校のお仕事を頂いて…という流れです。

――Live2D制作で得意なことを教えてください。

Live2D全然わかんない!ってひとに教えて理解して貰うことでしょうか。あとは、今までに誰もやっていなかったような新しい表現方法を思い付いたり試したり。

Cubism SDKでゲームを作ったりですね。

ただ、発想にクオリティが追いつかず、すぐにはその価値を理解されないことが多くて、そこを今後は克服していきたいですね。

――Live2Dをやっててよかったことはなんですか。

自分の場合、絵はほとんど描けないし、プログラムも職業で専門的にやっているひと達には遠く及ばず、ゲーム業界とは無縁の職業と生活を送っていました。

そんな自分でも末席ながら業界に関われるようになったのは本当にLive2Dのお陰です。

――Live2Dに関することで特に思い出に残っていることがあれば教えてください。

2015年2月24日に「青葉ユニティちゃん」という作品を当時持てる力をフルパワーで込めて発表したんです。原画だけで1ヶ月、モデリングで1ヶ月ほど掛けて。

そしたらTwitterで中城社長にお褒め頂いて、それがめちゃくちゃ嬉しかったことでしょうか。

クリエイターと呼ばれるひと達と自分は、ずっと違う生き物だと眺めて生きてきたんですが、「自分もそっちに行っていいんだ」と思えたというか。もの凄く自信になって、頑張る力になりました。

(※注 現在ではUnity Web Playerは動きませんが、当時はブラウザ上でグリグリ動かせました)

――これからLive2Dを始める方へひとことお願いします。

公式マニュアルとサンプルモデルをよく見てください!

今は書籍やVTuberさんの解説動画など色々と充実していて、非常にとっつきやすくなったと思います。それらの中で1番自分に合うもので勉強しながら、公式マニュアルを開いて各項目をしっかり確認することをオススメします。

とっつきやすい解説は、わかりやすさの為にある程度詳細を犠牲にしているケースが多々あります。ですので、ザッと流れを理解した段階でマニュアルに目を通せば、より理解が深まるかと思います。

公式マニュアルを常時ブラウザのタブで開いておいて、目次に何があるかだけでも目を通しておくと、「悩んでいたことが普通にマニュアルに書いてあったやんけ!」というのを防止できます。

――「どうしてもこれだけは言わせてくれ!」というお話があればお聞かせください。

個人的にLive2Dはインタラクティブに動かしてナンボだと思っています!
動画方向もそれはそれでいいんですが…
あと、もっといろんなゲームを作れると思っています。
Live2Dの価値と可能性を制作ゲームで提示していきたいです。

――今後の目標をお聞かせください。

今はaliveで登壇した格闘ゲームの制作を頑張っています。まだまだ Cubism SDK を使っているひとが少ないので、使用者人口を増やすためにも情報発信していっているところです。

少しでもLive2D界隈に貢献し、今までに受けてきた大きな恩を返していきたいと思います。

―― 栗坂こなべさん、ありがとうございました!

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株式会社Live2D
広報担当:suda

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