守りに入るということ。
あと14日、二週間となりました。
先日、リハーサルをした時、出演者のひとりから、どうしても当日まで内緒にしていなければだめですか? と聞かれました。
unimamさん、ヴェーストンさん、みんちかつさんたちが盛り上がっていて羨ましくなったそうです。
ブースで作品を売るというのも立派なステージで、その宣伝を頑張っている姿が羨ましいと。
自分はプレッシャーがかかることが力になるので、どんどんアピールして、追い込んでいきたい、そしてステージに向かってボルテージをあげていきたいとのことでした。そうでないと燃えないと。
当日まで秘密にするという演出?
いえいえ。そうではないんです。
船乗りとしては、安全な航海をしたかっただけなのです。
パーティとして盛り上がってもらえばいい、楽しんでもらえばいい、参加を表明することで周囲から変なプレッシャーをかけられるなどの嫌な思いをさせたくなく、そんな負担をかけたくない、つまり、守りに入ってしまっていました。
そして、準備段階で発表すれば、どうしても周囲からは「企画を立てたまいはまりんに協力している」と見られてしまいます。
怖かったのは、それにより各々の活動に影響を及ぼすようなことが起きるということでした。
氷山の一角にぶつかっただけで、船は簡単に転覆してしまいますので、びくびくとしていたのです。
当日のパフォーマンスを見れば、企画者が誰であろうとどうでもよく、ステージはパフォーマー次第で、私のことなど吹き飛ぶとわかっているので、当日まではお隠ししようと思っておりました。
しかし、それゆえにパフォーマーとしての心意気というものを軽んじてしまっていたのです。
ここでも、バシッ!と頬を叩かれた気がしました。
「noteで発表してもいいですか?」
意気揚々と訴えるその表情はとても美しいものでした。
――守りに入ってばかりでは、道は開けないわ!――
ありがとうございます。
目が覚めました。
「はい。どうぞ!」
全貌は予定通り23日の0時に発表します。
けれでも、出演者ご自身が発表するのはどうぞバンバンやってしまってください。柱の後ろから見守ります。
誰のものでもない、ご自分のステージ、ご自分のパフォーマンスです。
思う存分やってください。
あと14日です。
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