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名機ギブソンES-335を描く

どうも陸河童です。
またまたメンバーのギターを描いてみます。

今回は世界初のセミホロウギター、ギブソンの名機ES-335!1963年の頃のモデルを再現した一本です。

まずは下書きから―

ES-335....なんて美しいフォルムなんでしょうか...!!
完全に個人的な主観ですが、完成されたフォルムですね、惚れ惚れします。

ボディとネックをベタ塗り。このギターにも色々なカラーがありますが、個人的にはこのギターと同じチェリーレッドが好きですね。そしてセミホロウボディなのでボディの両サイドは空洞で、fホールという穴が空いています。後々の工程を考慮し、穴の奥の色を塗って、赤をその上に塗っています。

各パーツもベタ塗りしました。335はピックガードもロングタイプとショートタイプがあるのですが、これはショートタイプというやつです。こここまでは全て丸ブラシで下色を付けています。次はボディとネックの杢目の表現に挑戦します。

モチーフのギター、現物の杢目です。メイプルという木材で私も詳しくはないのですが、フレイムとかカーリーとかいう種類の杢目になるのかな。この美しい模様を頑張って表現してみます。

いかがでしょうか?うまいこと雰囲気は出せた気がします。下色の赤の上に、少し明るい赤を水彩ブラシで乗っけていきました。もちろんペイントソフトによってブラシの特性は異なるので、Procreateでのブラシです。

fホールの中には製造情報が記載してあるステッカー?を描きました。

ネックも今回はけっこうこだわって描き込んだんですが、正直よく分からんですねw

さらに各部のディティールアップをし、光沢や陰影を追加してギター本体は完成です。ピックアップのサビと、ピックガードの傷など、それなりにこだわって描き込みました。

今までならここで完成なのですがー今回はもうひと工夫してみます。

背景用にアンプをモノクロでザックリ描きました。私の中で335といえばクリーム時代のエリック・クラプトンで、その時は確かMarshallのJTM45というアンプを使っていたと思うんですよね(違ったらごめんなさいw)ので、これを背景に描いて、ギターと合わせて完成です。

いかがでしょうか。まぁ正直ギターとアンプの描き込みの違いが気になるっちゃ気になるんですが、まぁ背景なので笑

この一本は今まで描いた楽器で、描いていて一番楽しかったかもしれないです。慣れてきたのもありますが、本当に美しいギターで、いいなぁと思いながら描くことができました。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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