デジタルでグレッチを描く
どうも陸河童です。
すっかり空き時間に楽器を描くのが習慣になりました笑
今回はまたバンドメンバーのギター、64年製のグレッチG6119、通称テネシアンを描いてみました。
そうです、BLANKEY JET CITYのベンジーのギター、椎名林檎さんが打って欲しいギターですね。
さて、下書きです。
今まで描いてきたギターはいわゆるソリッドタイプでしたが、今回はセミアコです。こういうザ・ギターというような典型的な曲線の形は初めてです。
ベース色をベタ塗りしました。持ち主が海外にいるので写真を送ってもらいモチーフにしたのですが、このボディ色がまた絶秒で・・・。ワインレッドほど赤くもない、ダークチェリーの様な色なんですね。その良い色をなんとか再現したい。
各パーツのベース色を塗りました。テネシアンはボディ自体も光沢のある塗装ですし、金属のパーツも多くてテカテカです。次はボディの微妙なグラデーションや杢目を表現してみましょう。
赤味もあり、暗い部分もある。正直これで良いのか分かりませんでしたが、持ち主本人にOKをもらったので進めます笑
各パーツの詳細、グラデーションを描き加えました。特徴的なハイロートロンのピックアップ、主張の強いビグスビー。一番難しかったのはピックガードで、白を透明なパネルで挟んだもので、表現が難しかったですね。仕上げにに弦を張り、全体に影や光沢を入れていきます。
各部のロゴなどの印字を入れると本物感が演出できます。そしてボディ表面のアールを、現物がないのに表現するのはもう・・・なんとかなったのだろうか・・・笑
最終の微調整と背景などを追加して完成です。
いかがでしょうか。
なんとかこぎつけた感はありますが、正直各パーツの質感に統一感が出せませんでした・・・。シンプルなギターは誤魔化しが効かないので難易度が高いですね。
とはいえこのギターの良い色合いは出せたかなとは思います!
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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