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豪雨のなかの江ノ島Oppa_Laにて、曽我部恵一さんのことなど

日記的な文章は今までfacebookのほうに書いていたけれど、こっちにも書いてみることにしよう。

きのうの大雨の中の江ノ島ライブ、すごくよかった!
私たちは自転車で行ったけど、ほんの少ししか降られずに踏んだ。ライブがはじまってから、稲光がずっとしていて、天気がよければ海辺に落ちる夕日が綺麗なはずの大きな窓から豪雨が降っているのが見えていた。

地元だけどはじめて行ったライブハウスoppa_Laは、音がとてもいい。DJやけのはらと、DJコンビューマの、ゴキゲン(死語だと思うけど、佐野元春っぽく)な選曲。
ただタバコをくゆらせている人が多いのは、昭和な感じ。じっさい、久しぶりにタバコの煙の匂いを嗅いだ。でも、先日亡くなった同僚のきみこさんも煙草が好きだったなあと思い出すのは、悪くない。

テニスコーツの演奏は、ほのぼのとしていた。

曽我部さんのうたは、アコギ一本の弾き語りなのが信じられないど迫力。そして言葉がはっきりと聞こえてくるうた。

「江ノ島」「天使はおじさんだった」(→大好き!)「キラキラ」(→これも大好き)「魔法のバスにのって」
あと何だったかな?

そして新曲”breath”
ラップの曲を、ギターも弾かず、音源も流さずアカペラで。

ガザで消えてしまう命や、見て見ぬふりをしてしまうこと…

誰も目覚めないとしても、伝わらないとしても、書き始める
もうこれ以上殺すな
everybody wants to take a breath

生で、アカペラでこのうたを聴いたら
心が揺さぶられ、涙が出た。

もう一曲歌って、歌い終わっての曽我部さんの笑顔。

リアルな現実をうたに昇華したうたを、歌い終わっての、満面の笑顔だった。

そのあとはラブソング

Everything’s gonna be alright.


曽我部さんのことはサニーデイサービスでデビューしてまもなくのころ、友達に教えてもらって知ったけど、当日はほのぼのとした感じで、線の細い印象だった。(でもご本人はブルーハーツに影響を受けたパンクの少年だったらしい)。でもそれから30年ほど歌い続けて、いまの境地に至るんだなあ。
(今も、丁寧な口調でMCを話すときは親しみやすくほのぼのとしているけれど。)

続けてのGRUPEの演奏も、めっちゃかっこよかった。そして最後の全員でのセッション、テニスコーツと曽我部さんと、Oppa_Laの店長(?)の即興ラップ。
最高でした。

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