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【ADV-PCG】カメフーディン⭐︎ デッキ紹介

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。
オガワと申します。
今回はADV-PCGレギュレーションデッキの中でも最も人気と知名度があるデッキの1つであるカメックスexデッキの紹介記事です。
カメックスexデッキは数多くのデッキ紹介記事が存在しますが、今回はより最新の環境でも勝てる構築を目指してみました。

(ADV-PCGの知識がある方向けの内容となっておりますので、ご了承下さい。)

まずはデッキリストを掲載します。

ピン挿しが多い上に、相手の技もかなりコピーするのでプレイし甲斐のある楽しいデッキです。

カメックスexとルギアexを組み合わせたカメルギアデッキには⭐︎枠としてラティアス⭐︎かフーディン⭐︎が必ず採用されますが、ラティアス⭐︎ではバトル場に大ダメージを与える役割が、exと非exの違いはあれどルギアexとほぼ重複しているため、今回はより多彩な攻撃ができるフーディン⭐︎をメインアタッカーとして運用します。

【個別の採用理由】
*カメックスexライン(2-1-2)

明確に他のゼニガメが良いという仮想敵がいなければ、ベンチでレックウザexδのポイントショートを1回耐えられて、マヒでピンチを凌げる可能性があるこのゼニガメが1番使いやすいです。
以前に紹介したドードリオデッキのように、過去にヨーロッパではこのカメールと化石カードを組み合わせたデッキが入賞したこともあります。

ベンチでエナジーレインを使うことがほとんどですが、攻撃力もあるためカメックスexでサイドを取っていくこともあります。
ねがいごとのジラーチを採用しているため、カメールも入れています。

*ピジョットライン(2-1-2)

ポッポはホロンのポワルンのデルタドローに対応するようにδ種を採用しています。このデッキではウソッキーやミュウδが初手に相手のホロンのポワルンに対面することもあるので、ストーンジェネレートで気絶しやすいHP40のデメリットよりも多くドローできるメリットの方が大きいでしょう。
また、カメックスexラインと同様の理由でピジョンを採用しています。

*ジラーチ(1:1)

ほしのねがいは強力ですが、それだけにアンチカードも多いため最近はジラーチを2種類採用してホロンの導師で有効に使える方をサーチするデッキが増えてきているので流行に乗った配分です。

*ダグトリオライン(1-1)

バンギマイン・オドシシレック・オドシシバクーダ・ライエッグス・Destinyなど苦手なベンチ攻撃デッキへの対策カードです。わるいバンギラスへはアタッカーとしても活用します。
また、この2枚の枠をマダツボミ・ウツボットに変更すると上記のばら撒きデッキには弱くなりますが、ジュカインデッキやサーナイトデッキに対して勝ちやすくなるので環境次第では有力なオプションになります。

ミュウδとの組み合わせでジュカインexδを、フーディン☆との組み合わせでサーナイトexδをマジハンを使わず簡単に処理できます。

*フーディン⭐︎(1)

手札からポケモンexを捨てて強力な技を使いつつ自身は非exという利点を活かしてサイドレースを有利に進めていけるカードです。多くのシステムポケモンを入れた都合上、暴風やポケモン回収装置の枚数を絞っているので、セレビィexと併せて余裕のあるターンはサイコセレクトでリソース回復もしていきたいです。回収装置が1枚でもあれば、フーディン☆が倒されても、フーディン⭐︎とホロンのポワルン+@を山札に戻してすぐにピジョットやホロンの導師で再展開できるので強い盤面を維持しやすいです。

*ルギアex(1)

フーディン☆のわざマシン①

2枚採用したレシピも多いですが、耐久力が低いためなるべく初手で場に出さないように1枚のみ採用しました。フーディン☆がサイド落ちしてしまった場合には仕方なくルギアex本体で戦います。

*ハガネールex(1)

フーディン☆のわざマシン②

ダグトリオのサンドヴェールを止めてくるラティアスδの相方であることが多いラティオスexδやピジョットを倒せる100ダメージが出せるため便利です。同じく相手の場にどこでも70ダメージを与えられるカイオーガexもよく採用されているため比較が必要ですが、ルギアexと同じく場に出したくないためこちらを採用しました。メタルチャージもエネルギーをキープしたまま攻撃するのに便利な技です。

*メタグロスex(1)

フーディン☆のわざマシン③

カイリューマインの記事でも使用した組み合わせで、苦手とするライエッグスやオドシシ系の各種ポケモンが4枚ずつ入ったデッキに対して有効です。安易に進化したり、ベンチに出して良いかの判断にもプレッシャーを掛けられるため、採用が知られていても非常に強力です。ワープポイントと逆転!マジックハンドを使ってサイドカードの複数枚取りを狙いたいですし、前述のウツボットを入れた場合も好相性で、グロスカイリューやカイリューマインにも強くなります。

*ラティオスexδ(1)

このデッキの苦手カードであるジラーチex、ライボルトex、カイリューexδにアイスバリアで対抗します。特にトレーナーロックを仕掛けてくる2種には、同じ効果の技を持つセレビィexではクリスタルビーチによって技が使えなくなるため水エネルギーで技が使えるラティオスexδが重宝します。

*ウソッキー(1)

闘タイプであることも含め、手軽に出せる最強のオドシシへのカウンターカードです。ミュウδと併せてオドシシに対してつきおどすをまねることで、封印の結晶や逆転!マジックハンド、各種スタジアムなどの妨害カードをトラッシュし、本来は4枚入れたい暴風やワープポイントの採用枚数をギリギリまで減らせています。
機会は少ないですが、エネルギーが5個つけば、おしつぶすをまねることでわるいバンギラスを倒すこともできます。

*ミュウδ(1)

主な役割対象はハッサムexやジュカインexδですが、ウソッキーと同様に害悪カードの技をコピーするのにも役立ちます。

*セレビィex(1)

タイムリバースで枚数を絞っているトレーナーカードを使い回します。サイコシールドが有効でないマッチでは、巨大な切りかぶでトラッシュして狙われないようにケアします。

*チリーンδ(1)

不思議な大樹と併せて水エネルギーを使い回します。水エネルギーがあればホロンサポーターで切るカードに困らなくなりとても便利です。

*トロピウスδ(1)

サーナイトexδの対策カードで、ピジョットが封印されてマッハサーチを使えない場合や混乱+アクア団のアジトが壊せない場合もホロンの導師から容易にサーチできるのは便利です。
このカードはセレビィexと同様に巨大な切りかぶで場から消す方法の他に、そっくり!テレポーターにも対応しているのでサーナイトデッキに対しては2~3回使えるように意識したいです。その他にも眠りから回復できなかったほしのねがいのジラーチを起こしたり、特に使わないマッチでもホロンの冒険家で捨てれば4枚引けるので腐りにくいカードです。

*トレーナーカード
サポーターはカメックスデッキでは一般的なホロンエンジンを採用しています。ホロンのポワルンを常に手札に持っておきたいためホロンの導師を4枚採用するのが特徴で、ホロンの冒険家とホロンの科学者と併せてチリーンδで水エネルギーを繰り返し回収します。後は終盤にマッハサーチから使えるのは強いのでロケット団の幹部2枚と、1体目のピジョットを出すのに便利で、素引きでピジョットが出せればフーディン⭐︎で捨てる用のハガネールexとメタグロスexをサーチできるウツギはかせの育て方を採用しました。
上述の通り、暴風やポケモン回収装置など通常4枚入るようなトレーナーカードの枚数を絞って、その分セレビィexやフーディン⭐︎を活用したプレイングで勝負しようというコンセプトですが、削れるカードが見つかれば増量するに越したことはありません。

*エネルギーカード
水エネルギー3枚とホロンのポワルン3枚、ホロンのコイル1枚とこちらもトレーナーカード同様にギリギリまで減らして対抗できるデッキを増やしました。1枚目の水エネルギーがなかなか素引きし辛いため、ねがいごとジラーチやホロンのポワルンにはホロンのコイルをつけてピジョットを育てていきます。

【最後に】
普段はロックデッキを好んで使用しているため、つきおどすをコピーしてくるウソッキーに苦しむ側なのですが、そういった経験を元にして15回目の更新にして漸くメジャーなカメックスexデッキの記事を投稿することができました。
他の2進化デッキでは1ターン封印の結晶のロックが外れただけではボードアドバンテージの差を埋められないことがほとんどですが、エナジーレインが使えれば一気にエネルギー加速をして挽回できるので最後まで諦めずにプレイしがいのあるデッキだと改めて思いました。今回も強くて集めにくいプロモーションカードが多いですが、是非組んで遊んでみてください!

(追記)
様々なデッキに5分以上の対戦ができましたが、よく練習しているいつさんの某ロックデッキにボコボコにされたのでロックデッキを乗り越えるにはウソッキー・ミュウδを残した上でやはり暴風・ワープポイントは4枚から考えたいです。

デッキ作成において寒天さんのカメルギアの記事と以下のTordさんのレシピを参考にさせていただきました。

2023年2月に行われた17名のトーナメント優勝レシピです。


※カード画像やデッキレシピ画像は
「ポケモンカード旧シリーズ検索」様
(https://pcg-search.com/card/search.php)
のものを使用させていただいております。


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