見出し画像

君と私の21年~①~

21年間を共にした猫との生活。
ぼちぼちと思い出しながら・・・。

出会い

1999年1月2日。
それが君と私の出会いの日。

猫と暮らす。

はじまりは、よく通る動物病院のガラス越しにあったゲージ。
保護された野良猫のお母さんから産まれた仔猫たちの愛らしい姿に
「ネコ飼いたいなぁ」

子供の頃は犬派で猫はどちらかといえば苦手な存在だった。
そのことについてはまた別途・・。

家族の同意を得て、飼うということを決めてから、
実は私の中で決めていた子は、別の子だった。

が、お正月2人で見に行ったとき、
夫が「絶対この子!」と選んだのは君だった。

白黒、グリーンの瞳。11月生まれの君は、でも片目だけちょっとしょぼしょぼっとしていて、私はそれが少し気になったのだけれど、どうしてもこの子、というので、仕方なく・・

と出会いのその日は<運命>の出会いでもなんでもなかったね(笑)

まぁ飼うと決めたら、すぐ!という性分の2人。その日のうちに我が家に連れて帰ろうということになり。

ちょっと待っていてください。とドンキに走り。
ゲージやらトイレやらあれこれ買い込み、
大荷物と一緒に小さな段ボールに君を入れ、自転車で我が家へ。

連れて帰るその段ボールの中では大暴れだったように記憶している。小さな箱に入れられて不安だったよね。

そうしていきなり我が家に何の準備もなくやってきた君は
段ボールを開けたとたん部屋の中に飛び出し、そして怖がることもなく最初からずっといたように馴染んでいたね。

こうして君と私の21年がはじまった。
君はその日を覚えているのかな。

~続く~

写真は2年目。フォトコンで賞をいただいた1枚。
これ以前の写真はインスタントフィルムカメラで撮っていた。
スキャニングしようかとも思ったけど、今はもう少し色褪せかけたプリントが思い出を語ってくれる。デジタル化する必要はないな~とそのまま。
まぁもうちょっとステキアルバムに纏めてもいいかな(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?