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お仕事後記

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お仕事紹介に背景を添えて。熱いうちに要更新。
運営しているクリエイター

#サステナブルファッション

マイナスから芸術を見出す天才集団が「捨てる501」で作る新しい価値

穴が空いたり汚れたりして古着屋さんでも売れないような穿けなくなった膨大な量のリーバイス501。ロサンゼルスのとある工場で聳え立つその山を見たヤマサワプレスの山澤さんは、これをアップサイクルして未来が作りたいと買い付けたところから、彼の冒険がスタートしました。ヤマサワプレスでは、主にアメリカの普通の人たちに愛されてきたぼろぼろの501をまるっと買取り、それを洗浄して服だけでなく新たな形で世界に一つだけのピースを作り出しています。伊勢丹のプロジェクトDENIM de MIRAI〜

消費される子どもたち

資本主義の世の中において、企業は成長しなきゃいけないってことになっている。売り上げは前年比よりも上まわっていないといけなくて、効率が最重要しされた仕組みが出来上がっている。それ以外の成長はきちんと評価軸としてあまり構築されていない。 昨日とある媒体でファッションデザイナーのTARO HORIUCHIさんにインタビューさせていただいた時も、芸術と密接している、またはそれ自体が芸術となりうるラグジュアリーファッションにおいても、資本主義をベースとしている限り企業は必要に迫られて

ファッションとサステナビリティ

先日、ふたつの執筆記事がアップされた。どちらもサステナビリティをテーマにしたものだ。 まず、F_WD(フォワード)というイタリアのオンワード樫山の系列会社が手がけるブランド。デザイナーのラファエル・ヨンは、パリで生まれたアジア系のフランス人。NYにも在住していた彼の叔父さんはサンローランの靴アトリエの創業者。叔父さんに靴作りを学び、ゴージャスなシューズを作り続けていたけれど、本当の彼はスニーカーを作りたかったんだそう。のちに、off-whiteのスニーカーを手がけることで、