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「沼垂」なんと読むでしょう?

私は元々旅行がそんなに好きではありません。
家族旅行に行くことが少なくて慣れてないということもありますが、観光の楽しみ方がいまいちわからない。

心が貧しいせいだと思いますが、景色を見たりレジャーを楽しむことが自分にとって意味のないことだと思ってしまうのです。

そんな私に最近旅行の良さを教えてくれたのが大学の先輩、古野さんという方です。
彼女と行ったのは厳密には旅行じゃなくて社会科教育学系の研究会なのですが、雰囲気のあるゲストハウスを予約してくれて、地元に根差したカフェに連れて行ってくれるのです。
(島根に行ったときも新潟に行ったときも私の朝の支度が遅くて古野さんは先にカフェに行ってるので物理的には連れて行ってもらっていない)

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今回研究会で行ったのは(小規模な会なので中止にならなかった)新潟大学。
そして古野さんが選んでくれたゲストハウスは沼垂(ぬったり)という町にある「なり」。
木造の家を使っていて、おばあちゃんの家みたいな暖かいゲストハウスでした。
https://nuttari-nari.com/

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朝ごはんを食べたのは沼垂(ぬったり)テラス商店街の「紡ぐ珈琲と。」。
りんごジュースとクロックムッシュを注文しました。

古野さんはカフェガチ勢で、カフェに行くとなるとその地域のカフェを調べたおすんですよね。

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「東京以上にこういうところのカフェは地元の人ともちゃんとつながる必要があって、実際に地域に愛されているカフェなんだな〜ってことがわかるのがいいよね」みたいなことを言っていたのが印象的でした。

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沼垂(ぬったり)テラス商店街は元々市場だった長屋をレトロな雰囲気を残しつつおしゃれに作り替えた商店街。
飲食店、カフェ、居酒屋をはじめ、ジュエリーショップ、お花屋さん、お総菜屋さん、八百屋さん、パン屋さん、陶芸工房やガラス工房、オリジナルの北欧雑貨を販売するお店、古本屋さん、古道具屋さん、床材のショールームなどなど
私たちが行ったのは朝早かったので開いてないお店も多かったのですが、落ち着いていて、でもわくわくする、そんな商店街でした。

https://nuttari.jp/about/

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はっきり言って地味なまちなんだけど、ひとつひとつちゃんとデザインされていて、お店ごとにインスタで発信していて、毎月なにかしらのイベントがある。誰がどうやってまちづくりを進めてきたのだろう。

まちの人がまちで暮らしている。その営みを楽しむ。そんな観光の仕方があるんだなー。

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