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パッケージデザインってすごい【裏面に込められた配慮】

こんにちは、レガングループの水谷です。
今回は商品の裏側、裏面デザインについてお話ししていきたいと思います。

商品の裏側、見ていますか?

原材料、賞味期限、注意事項、などなど
小さな文字で情報がギュギュッと詰められていますよね。

なのにきちんと読める、理解できる。

ただの情報の羅列ではないんです。
裏面もしっかりデザインされているんです!

例えば弊社で担当したこちらの商品。

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Lil•fika リルフィーカ(チョコレート)

裏面はこのようになっています。

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文字がびっしり。
なのに、どこに何の情報があるかサッと把握できませんか。

枠の上下や幅がぴったり揃えられていることで、
一つのかたまりとしてすっきり見えます。

他にも、

・説明文のコピー3行は、センター合わせですっきり逆三角形に流れている
・ビッシリ打ち込まれていても、文章の区切りの良いところで改行
・文字の大きさは規定の8pt以上をキープ
・アレルギー表示は目立つように強調 ...etc.

私も最近まで、裏面をただの情報の集まりとしか見れていませんでした。
入社して裏面がデザインされる様子を初めて拝見し、
細部まで込められた配慮に感動しているところです。

気づかれない、に込められた思いやり

裏面には表面のように派手なデザイン性はありません。
けれど気づかれない、というのも実はものすごいことです。

違和感や不快感を抱くことなく、すっと読める・理解できる。

それだけ私たち読む人の気持ちや、行動を考慮して作られてるということです。
気づかれないデザインになるまでに、
たくさんの試行錯誤がなされ、思いやりが込められているのです。

詰め込まなければならない情報は小さなスペースに対してずっとたくさん。
これをどう整理して、さらっと見てしまう私たちへ届けるのか。

目線が届きやすい中央部分には重要な情報を
イラストを活用して頭ではなく目で理解できるように
文字の強弱で情報を捉えやすく
枠や文字の配置ラインを揃えてすっきりと見せる ...etc.

考えることはたくさんあります。


裏面にもプロの熱量、こもってます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また来週木曜日にお会いしましょう!