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まずは個人で古着屋を開いてみたらどうだろう。

こんにちは。
以前「洋服屋は全然儲からないから出店するな」を書きましたがこれが反響がよく第2弾としてそれでもやっぱ洋服屋やりたいんだよねーという方にできるだけリスクを少なく、初期投資を少なく「ますは個人で古着屋を開いてみたらどうだろう」をお届けします。

私自身も大手のアパレルに勤務しブランドのMDに携わりECサイト含めリアル店舗を8店舗運営しておりました。

自分自身でお店を始めようと何度も思っていたのですがなかなか現実が厳しいのを見ているのでお店を持つやり方を試行錯誤しておりました。

その中でも少額で古着買い付けをし低いリスクで始めれるビジネスモデルとしてお薦めしたいです。

なぜ洋服屋で儲けるのは難しいの?
素人や初心者の方がいきなり洋服屋をはじめるのは危険です。

それは何故か?
洋服屋にもいろいろな形態がありますが大きくわけると2つかと思います。

1:セレクトショップ
2:自分のオリジナルブランドをスタートして販売

このどちらもなかなかハードルが高いです。

それぞれのメリット、デメリットを見てみましょう。

■セレクトショップのメリット

人気のブランドが仕入れできれば人気ショップになれる。
いろいろなブランドを仕入れができ1つのブランドに頼らずブランドのリスク分散ができる。

■セレクトショップのデメリット

仕入れ値が高い (平均60%~55%)
人気ブランドはすでに大手が展開していて取り扱いできない。
バッティング(近すぎてできないこと)で展開できない。
コロナでインポートブランドが買えない、納期が遅れるなど、リスクが高い。
日本のブランドも直接BtoCでお店、ネットで販売する流れになってきているため 値段競争、品ぞろえで直営店に勝てない。
ブランドごとのミニマムが大きいことが大半。
個人商店をあまり相手にしていない。

近年トレンドも画一化してきており大手のセレクトもブランドが同じになってきているノースフェイスが流行ればどこも展開を始める。
 お店の差別化ができずまた外部仕入れによる粗利の低下より
ほとんどのセレクトショップがオリジナルばかりになってるのが現状です。

オリジナル商材は大量生産、コストダウンのため大きな金額の投資が必要。個人でスタートするのは厳しいと思います。
近年セレクトショップはメリットがほぼなくなってしまっています。
オリジナルを売るための味つけとしてのセレクトになってきているのが現状です。

■オリジナルブランドを立ち上げ販売するメリット

利益が取れる!自分の好きなものが作れる差別化がしやすいブランド立ち上げ販売のデメリット作るまでの時間がかかる。

■デメリット
すぐ始められない,作って終わりではない。
売れる店、サイトなど構築が必要、お金も必要
作って売れるまでキャッシュフローがある程度必要
ミニマムが大きい、お金がないと品番を多く作れない。
デザインの技術が最低限必要。
素材、パターンなど基礎知識。
オリジナルブランド売れれば一番儲かります。
ECサイトなどでリアル店舗を持たないで売れてる人もいますがそもそもSNSのインフルエンサーだったりしてそう簡単ではないです。
一番はお金ですね。サンプルを作成するため工場にお金を先に払って
商品ができて売れるまでお金は回収できないため
ある程度の資金が初めから必要です。
それを売るためのサイト、ショップなどやること満載です。
一人ではなかなか難しいと思います。

「洋服屋は全然儲からないから出店するな」で書いたようにお店はコストが大変かかります、昨今のコロナの中とてもリスクの高い方法です。
初心者がいきなり初めてうまくいく確率はかなり低いです。
新品の洋服は発注後に納期が半年後が普通で初めの投資の回収に2年くらいかかることもざらです。
スタートする資金が大きくリスク度が高いビジネスモデルです。

■古着屋のメリットとは

ではどうやったらリスクが低く洋服屋を始められるのか?
おすすめは古着屋です。
古着屋といってもさまざまなテイストの古着屋がありますが
大きく分けて3つくらいに分類されます。
1:ビンテージメインの古着屋
2:レギュラーといわれる安めの古着屋
3:ブランド古着,リサイクル
 セカスト,トレファクなどのリユース系

ではなぜ古着屋がおすすめなのか?

まず今までのデメリットが少なく始められる点です。
■差別化が簡単で少額資金から始められる
■ミニマムが低いまた古着が市場からなくなることはない。

■今後の需要もあがっていくマーケット
ほとんどが1点ものなので競争率、ニーズが高い。
■粗利率の設定が自由。

古着屋には色々な系統があります。
アメリカ系、ヨーロッパ系、デザイナー系、ストリート系など
しかしほとんどが1点ものだったりするので
どういった商品を集めるかで商品自体も他の店と
被らずに差別化がしやすい。

自分のセンスに自身があれば差別化がしやすいことで認知されれば固定客をつかみやすいです。

また新品の洋服はメーカーが販売価格を決めてしまうため
バイヤーが交渉できるのは仕入れ値だけですが
古着は上代を自由に決めることができるため安く
仕入れして高く売ることができます。
もちろん相場もありますが商品の状態、サイズ、店の感度などで
同じものでも値段が違うのが当たり前の世界です。
あなたのセンス次第で安く仕入れたものを高く販売することができ、それこそが古着屋の醍醐味でありメリットです。
少額資金で始められるのも魅力です。

新品の場合1スタイルで3点からとかブランドで最低20万以上などミニマムがあったりします。
古着は自分で買い付ける場合はミニマムはもちろんありません。
古着卸業者から仕入れるときも平均3万とか5万まどが相場になっているのが業界の暗黙の了解だったりしますが少額でスタートできるのが魅力です。


古着屋を始めるデメリットとは

買えない・・・
ビンテージなどは相場が高くなっている。
古着なので出物ですから買えないときは全然買えません。
トレファクなどの2次流通も地方などお店によって品ぞろえがかなり違ってきます。
集めることが非常に難しいです。
また通常の古着屋などは海外から仕入れしますが特にコロナになってから海外の入国規制が厳しくなり古着屋の仕入れルートが激減。
相場も高くなってきています。
人気の商品などはなかなか回ってこなくなっています。

古着屋はオワコンなのか?

これからの将来性は大量消費の時代が終わり
コロナで生活様式は変わっていっていますが
人間はいつまでも我慢をして生きていける動物ではありません。
そんな中でも自分らしくありたいと思い、自分らしい洋服を
探す人は増えてくると思います。
またサスティナブルな考えでリサイクルやリユースの考えも
より広がり洋服も古着のニーズがあがってくるはずです。

トレファクなどがCMをしているのを見ると儲かってるなーと思います。
自分の服を売りに行った人ならわかると思いますが買い取った値段の3倍は値段をつけて販売してます。
ぼろ儲けですね。

私の時代はビンテージといえば50年代のものでしたが
今は90年代のものがビンテージ化して高値で取引されています。
10年後には2000年で販売されていた服がビンテージになる時が来るはずです。
どの業界もリサイクル、リユースは今後もなくなることはないと思います。しかも今後はC To Cメルカリ、ヤフオクなど個人が個人に販売する流れは一層強くなると思います。

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■古着屋を開くまでの最速の手順とは

ではどうやって古着を仕入れたらいいのか?

コロナの影響で自分で海外にいって仕入れするのが難しく大変なリスクとなっています。
しかしこれが逆に参入障壁となっていて
新しくスタートをしたい人たちにとっては最初の関門です。

人気店は自らの仕入れルートで独自の仕入れを行っています。
今回有料noteでは私自身も使用している
信頼のおける仕入れ先,また初心者や始めたばかりの方でも
バイイングできるルートになります。

ここら辺は古着業界では有名なのですがネットなどにはなかなかでてこない情報で、また最低限のことしか書かれていません。
また一般の個人客をお断りするとこも多く
法人の会社や業者やプロしか取引しないところもいまだ多いです。

そんな中、私自身で取引をしたルートやおすすめ仕入れ先を公開しています。(東京近郊の仕入れ先ルートとなります)

こちらは個人の仕入れにも対応、かつミニマムも少ない初心者の始めやすい仕入れ先になります。

ここから先はnoteで公開しておりますので興味のあるかたはご購入ください。

こちらのnoteでわかることとは・・・

おすすめ古着屋仕入れルート(東京近郊)
利益の取れる古着の仕入れ方とは?
おすすめ仕入れアイテムの紹介
古着の値段設定の仕方とは?
最速で古着屋を始める手順とは?
古物商の取得方法古着のおすすめ販売方法とは?

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