減るもんじゃないと言われても、精神がしっかり摩耗するという話

僕は絵を描くことがちょっとした趣味である。
人前では描かない僕だが、休憩時間になるとテーブルの上で描く。
そこでは見られる危険性が内包されていて、下手な絵が誰かに露呈してしまう訳だ。

そして、いざ見られた時に恥ずかしいからと隠すけど、相手は「減るもんじゃないから」と言って見せることを強要するのだ。

減っていくのだ。
精神がどんどん摩耗して、やがて絵を対して恥辱だけを感じるのだ。
自分の楽しみも同様に減ってしまう。

人に見られたくないと思ったら、外では行わず、自分だけの空間が確保できるところでやろう!

大袈裟かもしれないけど、人の寿命さえも減っていくから安易に「減るもんじゃない」と述べることは許されない。
僕はそのように思う。

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