石の上にも三年

石の上にも三年とはよく言ったものだ。と最近よく思う。でも自分を振り返ってみると、すぐに結果が出ないと嫌になってしまうことばっかりだ。ダイエット・美容・仕事…。
でも何事も小さなことの積み重ね。毎日あんまり変わっていなくても振り返ってみると進歩しているもの。今日改めてそれを感じた。

すぐに結果が出ないとイライラして継続してしまうことが多々あった。例えば私は一年前から肌荒れに悩んでいて、いいといわれるものを試して早めを繰り返してきた。それは自分が思うような速度で効果が出なかったからだ。
でも最近節約の一環で肌断食をしてみた。めんどくさくないから全然継続できる。一か月くらいたって肌を触ったり、極度に気にしたりということが減った。それで気がついたら肌は当初よりだいぶ落ち着いてきた。

何事も正解などないのだと思う。スキンケアだって、ダイエットだって、もちろん仕事のやり方だって、全部そう。やり始めたときは成果が出てるか分からない。だからもどかしいし、その時間が嫌で辞めたくなってしまう。

でもすぐにやめてしまっては結局は何も残らない。どんな小さなことでも継続していくうちに見えてくるものがあるのだから。

このような言葉を私は何度聞いただろう。でもなかなか本当に自分の中で納得することが出来なかった。でも改めて今日知り合いに仕事の相談をしている中で、自分はいかに結果を急ぎすぎていたか。とても反省した。
自分の都合のいい未来だけを描いてその通りにならなかったら、環境を責めて、しまいには自分には目標がないとネガティブになる。

でもそのままでは何も進まないんだ。
大きな目標を描かなければいけないと思っていた。でも、実際そんな風にできる人はわずかなんだ、きっと。

ふと過去の自分を思い出した。言われてみれば、最初は目標がなくても、目の前のことをやっていくに、次はこうしてみよう、ああしてみよう、これを目標にしてみよう。そんなことは後からついてきた。だからきっと大丈夫。周りがすごいというような経験でなくたって、絶対自分にもそういう西欧体験はあるんだ。と自分を少し肯定できた。

石の上にも三年。小さなことをコツコツと。何事も積み重ねが大事なんだから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?