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見沼田んぼ川口での樹名板とりつけ

昨日(2月13日)は川口自然っ子クラブさんの樹名の取り付けを行いました。(→今までの取り組みはコチラをご覧ください。)

今回は、樹名板を作られた親子のうち25名が参加されました。

コロナ禍の中、参加者は時間をずらしつつ実施しました。

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美しい樹名板の完成

昨年11月に子供達が作成した樹名板には、油性の屋外用ニスを3回塗られて、樹名板ははツヤツヤ。
鮮明だった樹名板の色が、自然な色合いになり、木になじんでいっそう美しくなりました。

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見沼自然の家の中で保管している間にドングリがネズミにかじられてしまったという事件もあったようですが、それもここの自然の豊かさを表しているかと思います。

川口見沼田んぼ活動_2021年2月_MayaN (1)

もちろん『はなもく散歩』対応のQRコードも付けて頂きました。

川口見沼田んぼ活動_2021年2月_MayaN (19)

子供達でシュロ縄の取り付け

まずは子供達自身でシュロ縄の取り付け。ちょっと難しい作業ですが、子供達自身で行います。

川口見沼田んぼ活動_2021年2月_MayaN (48)

このシュロ縄の取り付け方は、川口見沼田んぼのメンバーの方々が考え出されたたもの。木に取りつける部分はシュロ縄を二重にします。

3本の紐を使うことで、子供でも取りつけやすく、樹名板の角度が変えやすく、一箇所切れても樹名板が落ちにくいという方法を考えられたそうです。

親子で取り付け

樹名板は親子で取り付け。昨年末、樹名板を制作する時も木を見に行ったので、道は覚えていますが、またちょっとした探検気分です。

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見つけた木には親子で樹名板を取り付けました。親子で真剣です。

川口見沼田んぼ活動_2021年2月_MayaN (25)

樹名板を取り付けた木について学びは深い

樹名板を取り付けるとQRコードを読んで『はなもく散歩』のフジの紹介を読んで、その木について学びます。

***↓『はなもく散歩』フジの紹介↓***

フジ樹木スタンプ用3

そして植物の専門家である西川先生から、さらにフジの生きてきた方法について説明を受けると、取り付けた参加者の親子さんは、大きくうなずかれていました。

取付後、はなもく散歩の使い方説明会

皆さんが樹名板を取り付けた後は『はなもく散歩』の使い方説明をリトカルメンバーから行いました。

川口見沼田んぼ活動_2021年2月_MayaN (7)

「はなもく散歩」は、そのまま樹名板のQRコードを読むだけでも樹木図鑑を読むことは出来るのですが、ホームボタンに追加していただくとWEBアプリとして使えます。さらにログインしてもらうと投稿や樹木ラリーなどの機能が使えてより楽しめます。

その方法はコチラになります。
https://hanamokusanpo.jp/manual

参加者した方々のご感想

今回の参加者の終了後感想を記入いただいたところ以下のような感想をいただきました。

「今までこの木の名前は何だろうと思うことが多々あったので、樹名板の取り組みはとても嬉しいです。また樹名板がとても可愛くてすてきです。」

「『はなもく散歩』は声が出るのがとっても良いですね。」

「以前に作った樹名板がきれいに仕上がっていてよかった。今後『はなもく散歩』をたくさん使用してみたい。」

「とても面白くてこの機会により木のこと、花のこと沢山知りたいです。」(小学校4年生のお子さん)

「今回、樹名板を作って色々な木があるんだな、と思いました。」(小学校4年生のお子さん)

といった感想をいただけました。

川口自然っ子クラブ神山氏の感想

今回の活動について川口自然っ子クラブの中心メンバーであり、元小学校教員である神山氏からは以下のような感想をいただきました。

「子どもたちは、樹名板を作るのはとても楽しかったようです。個性が出ていて、良い作品に仕上がりました。
今後改めてイベントとして親子で『はなもく散歩』を体験する場を設けたいと思います。
また今後、『はなもく散歩』の音声ガイドを子どもの声で入れたいですね。活動に参加するのは、主体的に自然を捉えることにつながりますから。とっても、良い取り組みだと思います。
『はなもく散歩』の投稿できる機能も良いと思います。木の説明を受け身に聞くだけではなく、子どもたちも大人も管理している私達も発信ができるというのは、すばらしいですね。」

木々が語り始める

私(リトカル代表 中田)自身も今回の活動に参加して、今までスルーしていた木々が大きな存在感を持ち始めたことに気づきました。

見沼自然の家の周辺緑地はとても自然豊かで沢山の木があります。

その中で大きな木々にばかり目がいっていたのですが、樹名板がつくことによって、歩く道々に沢山の木々が息づいているのを感じることが出来るようになりました。

例えば竹。今まで、横を通っても竹の林があることにも気づいていなかったのですが・・・『はなもく散歩』の樹名板がつくことにより、黒い幹(稈)のクロチクやラッキョウチクばど個性的な竹があることに気づき、通るたびにのぞき込むようになりました。

クロチクの林

川口見沼田んぼ活動_2021年2月_MayaN (38)

ラッキョウチク

ラッキョウチク_埼玉県川口市_MayaN (1)

見沼田んぼ川口での今後の予定

グラウンドワーク川口の樹名板の取り付けが3月緊急事態宣言解除以降予定されています。

4月以降は、また参加者の皆さんが『はなもく散歩』を活用するための説明会を実施、その後子供達自身で、木の自己紹介の内容を作ったり、声を録音して、オリジナル図鑑を作っていくというイベントを予定しています。

『はなもく散歩』の内容は、地域によってアレンジできる機能をもっています。その良さを最大限に生かせるチャンスだと思っています。

来年度も川口自然っ子クラブ、グラウンドワーク川口の皆さんとともに『はなもく散歩』を自然環境教育に生かす方法を探っていきたいと思います。

(NPOリトカル代表 中田真也子)

子供達の作った樹名板ギャラリー

最後に子供達の作った樹名板の一部を紹介します。

どれもきれいであると同時に面白い!!本当に子供達は芸術家です。

川口見沼田んぼ活動_2021年2月_MayaN (30)

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