しらす

1994年生まれ、メーカー勤務。読んだ本、生活のこと、仕事のこと、考えていることをゆる…

しらす

1994年生まれ、メーカー勤務。読んだ本、生活のこと、仕事のこと、考えていることをゆるく書きます。

最近の記事

無自覚に傷つけている怖さ ~『嚙みあわない会話と、ある過去について』を読んで~

私は短編小説よりも、長編小説の方が好きだ。短編小説だと、なんとなく物足りないというか、話が途中で終わってしまったように感じるからだ。なので、大好きな辻村深月さんの本でも短編集は積極的に読んでいなかったのだが、「なんでもっと早く読まなかったんだーー!!!!」と激しく思う程、おもしろかった。今回はその短編集の中の『パッとしない子』という話について触れたいと思う。 この物語は小学校教師である美穂(みほ)の視点でストーリーが展開されていく。人気アイドルになった元教え子の佑(たすく)

    • 【女性向け】マッチングアプリ戦略 ~登録からマッチングまで~

      前回、マッチングアプリで人の見極め方について書きました。順番が前後してしまいますが、今回はマッチングアプリを登録してからマッチングするまでの過程でポイントになることをお伝えしたいと思います。前回同様、下記は私が試してうまくいった方法ですが、すべての人に当てはまる訳ではないと思いますので、参考程度に読んでいただけると幸いです。 ①できるだけ「いいね」の数を集める アプリは「いいね」が多くなればなるほど人目につきやすくなる仕組みになっています。 また、「いいね」が多い人はやは

      • 【女性向け】マッチングアプリ戦略 ~こんな人はやめておけ!~

        最近、恋活・婚活のツールとして流行っているマッチングアプリ。みなさんの周りにも、アプリで恋人ができた、結婚をしたという方がいらっしゃるのではないでしょうか?アプリって、誰かに騙されたり、自分が傷つくリスクもあるのでは…と心配になってしまう方もいらっしゃると思いますが、うまく活用すれば出会いの可能性を広げることのできる良いツールだと思います!まずは、相手がどんな人かをプロフィール等の情報からしっかり読み取ることが大事です。 真剣な出会いを求めている方、誠実で優しい人に出会いたい

        • 人を馬鹿にしたい ~『凍りのくじら』を読んで~

           2,3年前から辻村深月さんの本にハマっていて、今までにそれなりの冊数を読んできた。辻村深月さんは人物像や心理描写を書くのが本当に上手で、登場人物を見て「こういう人、いるいる!」とたびたび思う程リアルに人物が表現されている。人間のズルいところ、醜いところ、恥ずかしいところ、弱いところをとてもよく熟知し分析されているのだろうなと思う。(ネガティブ要素しか挙げなかったが、ポジティブ要素ももちろんある)  生きていると色んな人に出会うが、「この人嫌だな」と思うことがあっても、それ

        無自覚に傷つけている怖さ ~『嚙みあわない会話と、ある過去について』を読んで~

        • 【女性向け】マッチングアプリ戦略 ~登録からマッチングまで~

        • 【女性向け】マッチングアプリ戦略 ~こんな人はやめておけ!~

        • 人を馬鹿にしたい ~『凍りのくじら』を読んで~

          アラサー女子の葛藤〜『自転しながら公転する』を読んで〜

          山本文緒さんの本は多分はじめて読んだ。 アラサー女子であれば誰もが共感できる悩みや葛藤が織り込まれたお話だったと思う。アラサーでなくても女性ならではのライフイベントとか心情が描かれていて世界観に入り込みやすかった。こういうリアルな感じの小説が好きなので、割とスラスラ読めた。 主人公の都(みやこ)は自己主張が少し苦手で、周りに合わせて生きているところがあるように見える童顔巨乳女という設定だ。私はどちらかと言うとしたたかな女性の方が好きなのと、巨乳に僻む気持ちもあり、都にはそこ

          アラサー女子の葛藤〜『自転しながら公転する』を読んで〜

          note開始

          何か発信してみたい。ちょっとした執筆活動的なことをしてみたい。でも顔出しや自分のプライベートをさらけ出す勇気はない。InstagramやXなどのSNSで投稿をするというのもなんとなくしっくり来ない。そんなときに思い浮かんだのがnoteだった。 自分の読書記録として、生活や仕事の中で考えたり思ったことを言語化する場として、利用させていただけたらと思う。