見出し画像

待って待って。ファッション誌に騙されてない?

ファッション誌って購読していますか?
毎月買ってるよって人も、たまにね〜って人も。
人生一度くらいは買った経験のある人、多いのではないでしょうか。
「次の季節のトレンドや、お洒落なものを知れるから」
って答えた方。それ本当にほんとうですか?



ファッション誌を買う理由


かくいう私も、つい最近まではファッション誌を見ていた人間です。
たまにですが。
表紙を気に入ったらつい手に取りたくなるし
パラパラめくって良さそうな雰囲気なら買ってしまう。

隅から隅までは読めないタチですが
”何か良さそうなものが、載ってそうだなぁ〜”
という高揚感で買っていました。

もちろん、コーディネートの参考になったり、世の中のお洒落な物を知ることができるメリットもあります。

ファッション誌=参考書?


雑誌を買っていた理由を振り返ってみると
まぁそんなもんだろうと思います。

ファッション誌の役割って、トレンドを知れたり、お洒落な物を知れたり、服を買う時の参考になったり。
だから買ってるよっていう人が多い。

だけど、ファッション誌の役割って本当に有益な情報をあなたに与えてくれる為にあるんでしょうか?
700〜800円の値段で。


どの雑誌にも登場する、あのブランド


雑誌を見ていて、違和感を感じたことのある方もいるのでは?
と思うのが、表紙をめくった1ページ目に載っている超有名ブランドたち。

化粧品の雑誌にも、服の雑誌にも、大体の雑誌にほぼ100%の確率で載っているので不思議に思ったことはないでしょうか。

世界的に見て本当にいい商品だから
どの雑誌もこぞって掲載している?

まぁ、まさかそんなことはないですよね。

あのあたりは宣伝かなぁと思うけど、他は編集者さんやスタイリストさん達がセレクトしたものでしょうくらいに思っていた一人が私です。

媒体資料


最近、自分がヘアアクセサリーで起業をしたこともあり
「いつかはあの雑誌に載ってみたい!」
という夢がありました。

お声かけしかないのかな、なんて思って調べていたら
雑誌には広告掲載があるとのこと。

早速、希望の雑誌を調べてみましたら・・・OH MY GOD!!

こんなに高いとは知りませんでした 汗 

媒体資料=広告掲載費の一覧表

だけど、裏を返せば、こんだけの広告費を用意できたら
うちの商品をまるで ”トレンドですよ、人気なんですよ” 風
に見せられるってことでは・・・?と思ってしまったのです。

プロのカメラマンに、スタイリスト、ライター、モデルの力技で
さもありなんになれる。

お洒落のプロ達がセレクトしてきたものを見ていると思っているだけで
実はあれもこれも広告だと知りました。

これでは、ファッショ誌に見せかけたチラシの寄せ集めを見ているようなものでは。

せめて掲載料いくらで載せてますと教えて欲しい。
消費者はどれが広告枠かなんて分からないわけですから。


踊らされないお洒落を


行き過ぎた資本主義経済の中では、常に誰かしらに消費させられるような環境になっています。
ファッションもその一つ。もちろん、世の女性の楽しみの一つであり、自己顕示欲を満たす手段でもありますが、ある程度自制をして物事の本質を考える必要があると思うわけです。

ちなみに、私は1シーズン3万円、この夏は上下含めて7着で生活をしています。
もっと他のことにお金をかけられるようにする為の工夫ですが
服を減らすことで見えてきたものがたくさんありました。

不思議なことに自然と気づくようになるものです。
自分がいかに買わされようとしているのかという事に。

私の周りの小金持ちにも多いのですが、消費社会の本質に気が付かなければ支出もかなりの額です。何のために収入が多いのか分からないような人がたくさんいます。支出への深堀はとても重要だと痛感させられるほどです。

ファッション一つとっても、誰かに踊らされるお洒落ではなく、自分軸のお洒落を楽しみたいものですね。

節約の参考になれば!
それではまたっ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?