ダーク・アンド・ウィケッド　感想

本記事は、【2023.6.11】にシティヘブンネットの写メ日記に掲載された「ダーク・アンド・ウィケッド」の感想または考察を再掲したものです。

監督：ブライアン・ベルティノ
音楽：トム・シュレーダー
制作国：アメリカ
脚本：ブライアン・ベルティノ

ダーク・アンド・ウィケッド　英版ポスター

U-nextで配信中です。
待機室にて鑑賞しました！中盤まで、「シンプルにかなり怖い」です。個人的にはすごく怖くて、観ながら「うっ」となりました。中盤以降は割と楽しく見ました。

以下はダーク・アンド・ウィケッドのネタバレを若干含みます。これから見る予定の方はブラウザバック！

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ざっくりストーリーとしては、
●しばらく帰ってない実家
●父危篤
●兄妹カエル
●ママ挙動不審、ママ首吊り
●明らかにお家で不審がおこりまくる
といった感じです。

途中までは「ぎぇええええええ早く出ろ早く出ろ！家族もヤギも捨ててそこから離れろ！」と思って見ていました。
ところが中盤ですべての責任を投げて逃げ出したお兄ちゃんに対して「はやくヤギの大群の死体が降ってこい」と思ってしまいましたね。厳密には、待っている家族のために妹と親を捨てて去ったわけで、全然、人としてまっとうだと思いますよ、ええ、家族持ちへの僻みじゃないです。わたしは優しくて大らかな人間です。
不思議なもので、ホラー映画でよくある「観ちゃダメ」や「開けちゃダメ」を開ける人のことは愛せても、わたしは、開けない人は愛せないんだなと思いました。

待機室でAmazonFireを立ててイヤホンで見ていたら
「結構暗くて音も小さくてわからないな、、、、音量あげる」
→
「ドゥバァーン！」
を2回ほどやってだいぶ怖い思いをしました。テレビで見ていたらもう少し違ったかもしれないです。いやテレビで見ても怖かったと思うな。

この映画のスキポイントは、絶対に勝てない奴が相手＆老人がシンプルにかなり気持ち悪いところです。老人が気持ち悪い、とかいうと人として最低な感じがすごいのですが、本当に怖いんですって、、、寝たきりだったのに急に立ったりとか、ビジュアルも絶妙で「あれ、、、寝たきりだけど、おじいちゃん歩けたっけ？」くらい自然に立ってたりとか。
絶望的な中盤から、一瞬、ちょっと強そうな人が出てきて「お！即戦力！」と思ったら5分くらいで死んじゃったりとか。
信仰心の度合いが違う人がちょこちょこ出てくるのですが、信仰に関係なくみんな死んでいくのはちょっと笑っちゃいました。

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