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Tipoo先生に習うピアノ

ギャルでVRアーティストのTipooさん(ちぽぉ、@Tipooworks)は、本物のピアノ先生でもあるのだ! neosの住人になったTipoo先生にピアノを習わない手はないですね。早速、お呼びしてピアノを習いましょう。

はじめに

Tipoo先生とはneosではすごい技術で貢献できないけど、自分たちのできることをして、それで廻り巡ってみんな幸せになるのがいいねと話しています。Tipoo先生はまずはVRアートとピアノの先生でみんなを楽しませてくださいます。私は #Tipoo先生のピアノ教室  in #NeosVR を企画実行して、このnoteを書くことでみんなに返したいと考えました。

ここではTipoo先生から教わったことをまとめてみます。

レッスン1 2022年8月4日

基礎練習

私みたいに古い人間だとハノンとスケールが辛くても苦しくてもやるものだと思っているのです。

Tipoo先生によると周りだとやっている人もいるし、逆にやらないと決めている人もいるそうな。では、どうやって基礎練習をするのかというと、実践的に弾きたい曲の弾けない部分を使って基礎練習をする。よくあるのは付点を付けてリズムをかえることですよね。

付点を付けるとその次の音は2倍速く弾かないといけなくなるので、その状態できちんと演奏できるようになると、付点を付けない状態は楽に弾けるようになる! というものです。付点は逆に付ければ(つまり1音目ではなくて2音目につける)と最初の音を2倍速く弾くようになるので、交互に練習するという方法もあります。さらに付点付点にすると4倍速く弾くことになるので……。 「付点練習」で検索してみてください。

強弱を付ける

「真夏の果実」の伴奏は最初がp(ピアノ)から始まって、途中はmf(メゾフォルテ)になりサビの部分はf(フォルテ)になるというすごく分かりやすい展開です。

Tipoo先生はまず私の演奏を聴いて、このpとかfをやりましょうということになりました。確かに平坦に弾いてるとちょっともったいないです。

低い音は小さめに

伴奏をしています。そうすると歌い手さんも楽器の方も低い音って強く出せないことがあります。大きな声にならないということです。そのときにピアノがガンガン弾いていたら全体としてバランスがくずれます。

Tipoo先生は、低い音になったら小さめの伴奏をするといいとアドバイスをくださいました。

レッスン2 2022年8月18日

テンポを一定に保つには

どの分野のピアノ曲でもテンポを一定に保って弾くのはとても重要です。でも私なんか、ほんとふらふらしております。先日Mecoriさんに伴奏を弾いてそれを録音してお送りして、歌を歌っていただこうとしたら、「テンポが一定しないので難しい。メトロノームで合せた伴奏の録音をお願いします♥」ということでした。

Tipoo先生は、私の録音を聴いて同じように、さびの部分が早くなっていること、あと間奏が早いと指摘されました。自分ではよく分かっていないのですけど。得意なところも、苦手なところも、ヒトは速く弾くものなんだそうです。なるほど……。

Tipoo先生による解決方法です。メトロノームとかでペースを聴きながら、速くなるところには小節に○をつけておき、意識をするということでした。

レッスン3 2022年9月8日

左手のオクターブ

左手のオクターブ

上の小節のように左手のオクターブがあると、やっぱり鍵盤と指を見ますよね。私の目標としては、鍵盤を見ないで楽譜だけで弾きたい。

Tipoo先生のよると、オクターブになっている左手を見ずにバンバン弾くのはやっぱり難しいそうで、100%見ないで弾くのではなくて、100%に近づけると考えて練習するそうな。

度数の指の開き

オクターブの左手が出てきました。

Tipoo先生によると、8度の指の開き、5度の指の開き、3度の指の開きとかを感覚的に掴んでおくことが重要とのことでした。確かにこれらをまずは感覚的に掴んでおいて、さらに半音上げる下げるという指使いもスムーズにつくりたいところです。

毎日ピアノを触る

Tipoo先生によると、音大生でも1日弾かないと3日戻るということだそうです。ということで、毎日ピアノを弾くというのはとても重要です。

指使い

指使い

上の小節の左手の指使いはどうでしょうか? タイを1音として私は522124でした。つまり一番低い音を5にして、一番高い音を1としておりました。その途中で22とかいう不自然な指使いが入っております。

Tipoo先生によると521212です。つまり指くぐりをします。こうすると一番高い音を2で触って、降りてくるという素直なことになります。せっかくスケールを一生懸命に練習しているのだから、指くぐりを活かしたいですよね。この指くぐりを使い始めていたので、私はTippo先生にどちらの指使いでもOKですよ、って言って欲しかったのですが、そうはならない。ということは、やはりより弾きやすい指使いがあるのですね。これからは指くぐりを多用しよう。

コードを使う

間違えずに弾きたいですよね。楽譜には場合によってコードが書かれていることがあります。これを使わない手はないです。

Tipoo先生によると、コードがわかると違う音を弾かなくなるので、間違えずに弾いているようになれるそうです。たとえばCと書いてあったら「ドミソ」ですからその音からはずれないようにその小節部分を叩けばいいわけです。

でもCだけで、これだけの種類あるんですけど!
C(メジャー)
Cm(マイナー)
C7(セブンス)
CM7(メジャーセブンス)
Cm7(マイナーセブンス)
CmM7(マイナーメジャー7)
C6(シックス)
Cm6(マイナーシックス)
C9(ナインス)
CM9(メジャーナインス)
Cm9(マイナーナインス)
C69(シックスナインス)
Cm69(マイナー69)
Csus4(サスフォー)
C7sus4(セブンスサスフォー)
Cdim(ディミニッシュ)
Caug(オーギュメント)
Caug7(オーギュメント7)
Cadd9(アドナインス)
C7+5(セブンスシャープ5)
C7-5(セブンスフラット5)
Cm7-5(マイナーセブンスフラット5)
C7(#9)(セブンスシャープ9)
C7-9(セブンスフラット9)

実際に楽譜を見ながら弾くと、コードに目が行かないし、コードを読むと、音符読んでないし! これはなんとも大変です。

バイエル、チュルニーとかで練習する

私の目標に、鍵盤を見ないで楽譜だけ見て弾くというのがあります。確かにふくゆうさんに頼まれている「The Rose」とか「5番街のマリー」とかの伴奏は、初見でもなんとなく弾けますし、鍵盤もほとんど見なくてすみます。ということは、やはり情報処理速度なんでしょうね。これを鍛えるのには、初見で弾ける楽譜と弾けない楽譜のギリギリのところを順番に練習していくということになりそうです。

Tipoo先生によると、「バイエル、チェルニーとかで練習するのはどうですか?」という質問に対して、いいことですとのこと。やるしかないのか!?

次のレッスンに続く

不定期ですが、続けます。質問募集中。演奏録音とか、生演奏をTipoo先生にみてもらいませんか?
乞うご期待!!

謝辞

Tipoo先生には忙しいところいろいろと教えていただいております。ありがとうございました。

ハルマキ左衛門(@hrmkzaemon_v)さんは9月8日の #Tipoo先生のピアノ教室 にきていただき、熱心にメモを残してくださいました。おかげで書きやすい! ありがとうございました。


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