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【学会発表お知らせ】矯正施設を退所した発達・精神障害等のある人への就労支援(日本犯罪心理学会シンポジウム)

学会概要

発表期間:10月2日(土)~10月31日(日)
発表学会:日本犯罪心理学会(URL:https://www.jacpsy.jp/meeting/
参加申し込み:~10月3日(日)
質問受付期間:10月4日(月)~10月17日(日)
発表プログラム:https://www.jacpsy.jp/wp-content/uploads/2021/09/59th-programs-re2.pdf

演題概要

演題名:矯正施設を退所した発達・精神障害等のある人への就労支援―就労移行・就労継続支援事業所の実践から―
発表者:熊上崇・鈴木美乃里・野口晃菜・神﨑寛明・伊豆丸剛史・松岡拓郎

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シンポジウム概要

少年院や刑務所から退所した障害のある人を、地域の就労支援事業所はどのように迎えていけば良いのだろうか?また、住まいや生活の支援をどのように行っていけば良いのだろうか?この問いに答えるため、触法障害者を受け入れている就労支援事業所を対象にインタビュー調査を行い、支援モデルを作成した。
利用目的や犯罪トリガーへの対応方法が関係機関間でも共有されていることや、触法者が抱えやすい生活面や家族関係への支援も重要であると考えられた。また、就労移行支援事業所においては、就職先への触法歴開示に関して不安や葛藤を抱きながら支援が行われていることが明らかになった。
本シンポジウムでは、調査結果および実践モデル報告の他、触法障害者の支援経験のある就労支援事業所の実践や地域生活定着支援センターの役割などを紹介し、矯正施設から退所する人々が安心して生活できるための就労移行・就労継続支援事業所の在り方について議論する。

司法関係者の方々に限らず、福祉、教育に関わる方々もぜひご覧ください。
皆さまからのご質問やコメントもお待ちしております。

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