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既存の枠組みを超えた、本質的な稽古や学びを。

アドバンスコース9月4日の回に登壇する若林理砂です。エッセンシャルマネジメントスクール0期生でした。普段は「鍼灸師・臨床家」という肩書きです。9月4日には、Studio Libra方式の「フィジカル&ヘルスマネジメントの本質」についてお話ししたいと思っています。

私は、普段は東洋医学を使って様々な症状に対応する臨床を行なっていますが、武術を中心とした稽古の場、「Studio Libra」主宰でもあります。西條さんとの関わりは、まさに311の日から始まっています。初めて私の治療室に西條さんがいらしたのが3月11日その日であり、あまりに大きく揺れたために施術を中止して帰られたのです。その後、「ふんばろう東日本」プロジェクト「Cure East Japan」という施術家集団として臨床家によるケアを提供するに至りました。

Studio Libraでは、EMSのフィジカルヘルスマネジメントコースを担当します。これは、ココロとカラダの両面から本質的なマネジメントを学んで欲しいという思いからのことです。

Studio Libraパンフレットに掲載している文章を転載します。

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私にとって武術は、自分を自由にしてくれたものです。
カラダの自由はココロの自由ももたらしてくれました。

今回、お集まりいただいた講師陣は、各分野で既にご活躍なさっている方々であり、私が人間的にも素晴らしいと感じていた仲間であり、是非とも私が習いたいと感じていた達人たちであります。

日本には、世界には、素晴らしい武術がたくさんあります。歴史と、文化と、技術とが渾然一体となった身体技法が武術です。その、神髄をこの小さなスタジオで体験していただこうと思っています。

また、武術以外で私自身を自由にしてくれたこと……東洋医学や、科学的なトレーニング法、正確な西洋医学の知識なども、このスタジオで学ぶことができます。正確な知識は、自由になる力となります。

すべての人がカッコよく、自由になれる稽古が受けられる場所が、Studio Libraです。

鍼灸師 若林理砂

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EMSでは「魂が変わる・人生を変える」ような内面の学びを得ているかと思うのですが、その、魂の乗り物であるカラダのことに関しての学びが足りないな……とEMS 0期を受講している際に感じ、その気づきにより、Studio Libraを立ち上げることをEMS受講真っ只中に決断し、現在に至ります。ですので、私のEMS0期終了論文はStudio Libraについてのものになりました。

……私は、人間というのは、

・ボディスペックは確実に動物であり、モノである
・大脳が大きくモノ思う動物である
・群れを作る動物である

この三つが行動パターンを決めていて、こいつをうまく利用することが様々なことのソリューションにつながるんじゃないの? と考えています。人間、大脳が大きいので放っておくと思考に偏重しますが、カラダは動物の構造と何も変わらないのです。

「カラダは動物」「カラダはモノ」。おそらくここが、人間が真に自由になるためのカギなのではないかと思うのです。

みんな、魂やココロを変えようとはするけれど、カラダをマネジメントすることは後回しにするのですよ。でも、そうすると、「世界に対するインターフェース」であったり、「世界を知覚するセンサー」であったり、「外界の好ましくない変化から魂やココロを守る」ものであったりする、カラダが弱体化してしまって、思ったようなパフォーマンスが得られない状態に陥るのです。ここをなんとかしてあげたい。

・動けるカラダを作ること。
・カラダの仕組みを知ること。
・ちょっとした不調の対処を学ぶこと。

この三つを学び、獲得することで、みんなの人生は余すところなく自由になる。Studio Libraとアシル養生堂薬店が開いて3ヶ月ほどですが、会員さんたちがどんどん自由を獲得してく様を目の当たりにしています。

良い指導者と稽古仲間に恵まれれば、こんなにもヒトは変われる。9月4日、皆さんとお話しすることを楽しみにしております。

サポートしてくださると、多分さらに私のマッスルがスマイルすることでしょう。