開業鍼灸師と妊娠出産にまつわるお金問題。
あんまりそういう話してきてないもんね。書いてみようか。
私の場合、だいたい、産前産後2か月ちょっとずつ休むような感じでした。だいたい5か月くらいのブランクが生じる状態。
この間、治療室の賃貸料はかかり続けますし、自営業者は雇用保険に入れないので、育児休業給付金(給料の保証ね)はありません。ついでに、上の子の時は社会保険料の減免もなかったのね。
ということは、5カ月の期間の間、上記の金額がマイナスされていくってことなんですね!怖いでしょ。
ウチの場合。
・賃料27万円×5か月
・給料全額カット×5か月
・社会保険料×5か月
・光熱水費の最小限の固定費×5か月
これら全部がかかったわけです。
しかも、2回出産しているので、2回分です。家賃だけで合計270万円も無駄に払ったわけ。
パートナーとして一緒にやっていたアロマセラピストはいたのですが、そんなに固定客がいるわけでもなかったので、彼女の給料分くらいの売り上げがあったか、マイナスかどっちかくらいの感じでした。
この2度の出産があったがため、子供が生まれてからの資金繰りはとても大変でした。
こういうの、何とかならないものなのでしょうかね。法律ができたころは、たぶん、経営者が妊娠出産するなんて考えていなかったんでしょう。とりあえず自衛するしかないので、このくらい経費として出てっちゃうよということ、女性の鍼灸師の方々、頭の片隅に置いといた方がいいです。
サポートしてくださると、多分さらに私のマッスルがスマイルすることでしょう。