セルフケアを行なった際の経過見通しについて
病を悪化させる一つの原因が、
「見通しが立たないこと」
だと思います。これは予期不安も増やしてしまい、内因が原因で病を増幅させます。東洋医学の便利なところは、どんな状況でも良くなる場合の見通しが立てられることです。
現在ほとんどの方に、黄苔と熱があるので、これが減っていくと病は改善します。それで、「半表半裏」という場所に病がこもっている状況だと予測されるので、
・黄苔が減る→増える→減る
を繰り返し、
・白い苔になる→減る→増える→減る
を繰り返して、適正な苔の量へ落ち着くとかなり改善します。
また、
・縁と舌先の赤味
も黄苔が減るにつれ減る予測です。
<苔ほぼなし、赤味のみ>
この場合は、処方を足臨泣・行間へしています。これはどう変動していく予測かというと、
・赤みが減る→苔が少し出て落ち着く→舌裏の静脈が薄くなる
という予定です。いずれにせよ軽い瀉法をかけつつ、虚証が見えてきたらそこを補法かける予定です。
サポートしてくださると、多分さらに私のマッスルがスマイルすることでしょう。