回復し始めた時の考え方。


12月6日現在、53名中33名が7日目を迎え、

そのうち28名は部分的改善、うち3名が症状消失、
改善なしが5でした。

部分的改善の中で、ケアを始める前の症状が10として、現在1−3程度まで改善して来た場合、

・いつから普通に生活したらいいの?
・運動はどうしたらいいの?

というご質問がありました。では、臨床上、治ったかどうかをどう考えているかについてお話しします。

おそらく、治りかけてきている方達は「あれ?コロナに罹る前に近くなった?」と思ってくださっていると思います。ですが、何度か良くなってクラッシュをするのを繰り返していると、自分の体に全く自信がなくなっており、

……普通に戻したらまたおかしくなるのでは?

と思っていらっしゃるのだと思います。

おおむね、1週間程度、まあまあ継続して動けていたらOKです。回復期なので、体力はまだ足りていない場合があるからです。この場合の舌診チェックポイント。

・歯痕舌がまだ残っている
・まだ舌がぺらぺらしている
・なんとなく舌が弱々しい感じがしないでもない

というのがあったら、まだ元気全開!ではありません。夜は早めに寝て、朝は普通に起きるように心がけます。東洋医学では、夜中の12時過ぎに寝るのは、夜更かしを通り越して朝寝です。そして、そのまま7時間以上寝て起きて睡眠時間が足りていたとしても、それは寝坊して昼に起きてるのと似たようなものなので!体調が悪くなりますよ。

また、大人はアルコールやビュッフェで食べ放題で食べ過ぎる……など、胃腸に負担をかけるのは控えておきましょう。大体、調子悪くなります。

これはこの間あった症例ですが、

・サウナや長風呂、岩盤浴で発汗したら調子悪くなった。

という例。発汗は、気血が減る行為です。なので、上記の舌が見える場合は禁忌です。

運動はどうしたらいいの?ですが、大体この質問が出るということは、もう動けているのですよね。ですから、普通の生活で1週間近く動けていたら、次にラジオ体操第一をやってみましょう。第二はやめてください、運動強度が高いです。第一をこなせる程度になっていたら、ほぼ運動耐性は正常です。

基礎的な養生に関しては、拙著をどうぞ。ごく普通の体調になったらこれを参考にして貰えばいいです。
https://amzn.asia/d/1imGupa

サポートしてくださると、多分さらに私のマッスルがスマイルすることでしょう。