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大阪の医療体制はもはや災害レベル…そして全国に広がっている

ずっと大変なことになっていると聞いていた大阪の状況について調べていたら、こちらのツイートを見かけました。

管理者である師長さんが、休むほどになるなんて…。

スタッフの皆さんが何も言えずにみんなポロポロ涙を流しているんです。

師長さんの無念さを考えても、疲弊してとっくに限界を超えていて、きっとたくさんの仲間たちも休まざるを得ない状況になったり、辞められたかたもいるでしょう。そんな中師長さんが限界を迎え、残されるスタッフさんたちのお気持ちを考えるといたたまれません。

自分が勤める病院でクラスターが発生したときも、スタッフの待機指示や毎日の勤務者の調整・精神的なフォロー、患者の状態把握、入退院患者の把握・調整、そのほか関連部署とのやりとり。

毎日状況が刻一刻とかわり、常に判断、調整、指示だし、クレームやスタッフからの相談など何か問題があれば臨機応変に対応。その間を見ながら物品の確保、調整、司令塔として常に動き回っていて、ある程度落ち着くまでは休日も出勤される状況でした。

それをずっとされてきて見るからにやせ細られ、スタッフから心配されるほどであった師長さん。ついに休むという判断をされたのです。スタッフが無言で涙するほどずっと懸命に従事されていたのでしょう。色々な師長がいらっしゃいますが、師長さんがいるのといないのとでは、病棟の安定感が違ってきます…。

この記事を読みました。

「私たちが限界と言ったらいけない……そんな思いでなんとか踏ん張っていますが、正直言ってしんどいですよ。できることならもう辞めたい。疲れた……。」

記事からの引用です。

通常業務の3,4倍の仕事をこなし、残業も毎日、夜勤も仮眠をとれずに夕方から朝までぶっ通し。トイレも食事も水分も休憩もとる時間もままならない状況で仕事をされています。

辞めたくても、他のスタッフのことを思うと辞められない、ただでさえなんとか働いている状況なのに、絶対に迷惑がかかるから辞められない。辞めたいと言い出せずに必死に戦いながらここまで頑張ってくださっている方々がいるのです。

大阪だけで50人以上の方が亡くなる日が続いています。

症状が悪化しても病院に入院できずに、自宅や療養施設などで苦しくて仕方がないのに何もしてもらえない、このまま死んでいくのではないかという恐怖の中で過ごされる方々がいます。

そして実際に入院できることもなく亡くなられた方もいるのです。

癌の手術を延期している病院もあると聞きました。何もしなければ癌はどんどん進行していきます。

変異種は感染力が高く、悪化するスピードも速く、若い方にも重症者や亡くなられた方もいらっしゃいます。

子どもの感染、症状が出る子も出てきたそうです。

子どもはもともとのお世話もしなくてはなりませんし、子どもの看護は非常に特殊です。小児科は専門的な科です。点滴も採血もなにもかも、15年働いた私も経験がほとんどなく、まず実践できません。点滴をしていれば着替えは保護者ではできません。おしっこも増えるのでおむつをしていれば替える回数も増え、おもらしすればシーツを変え、トイレも見守らなければ危ないです。

処置をすれば怖くて泣いて暴れる子が多いです。大人何人か集まらなければ対応できません。何よりお子さんがかわいそう、保護者の方も付き添わなければならず自分も感染の恐怖、感染していたらお辛い状態の中、不安の中です。

専門的なスタッフ、しかもたくさんのスタッフが必要で、さらに親が付き添えるような施設も必要です。現状が続けばすぐに小児科医療はひっ迫することが目に見えています。

現在の大阪は災害と変わらない状況なのではないでしょうか。感染者がどんどん増えている県だってもうすでに医療ひっ迫状態、知らないだけでもうすでに崩壊しているかもしれない。なぜ真っ先に手を打たないのか。

ツイートや記事を見かけるようになっています、全国各地の感染者数が増え、医療現場が悲鳴を上げています。大阪で起きていることが他の地域にも起こり始めている。もうこれは災害と同じレベルですよね。

110名の看護師を大阪に送ったとのことですが、「五輪に500人集められるといったではないですか、今集めてください、できるのならば。」国会での答弁でされ、首がもげるくらい頷きました。この状況で看護師簡単に集められるってまだ思っているのかな、現場の状況を見に来てほしい。

防護服を着て、感染対策に細心の注意を払いながら、水もご飯もとれず、トイレにも行けず、患者さんと大声で話し、体を拭いたり向きを変えたり、色んな処置をしたり…。一度やってみてほしい。

ワクチンを優先的に医療崩壊している地域にまわすとか、色々と策はあるのではないでしょうか。何もかもやることが遅すぎて、後手後手になり大切な命が、必要な対応がまわらず、苦しみ、もがきながら失われていっています。それを見る看護師や行政の方々、ご家族、施設の職員の方々、お体も、お心も心配です。

私たちができること、感染対策を行い、事故や病気にならないようにすること。まずはご自身を大切に、1人でも患者様が減ることが大切だと思います。大切な命をお一人お一人が守ってほしいです。

政治家や、要職につく人があれだけ私たちに言っておいて、飲み会や感染対策をしていなくても。自分一人一人の命を守るため一人一人が考えて行動していってほしいです。

今回も考え思いついたことを書きなぐってしまいました。でもやっぱり辛さや苦しみがあるのなら、知りたい協力したいできることをしたいと思ってしまいます。どうか一緒に声を上げていきましょう。

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