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行った国-INDIA-Chennai(Madras)

今からおそよ13年前の2009年9月、南インド、チェンナイヘ。

行き先が決まると必ずやっていることがあって、それがトップ画像の通り、旅日記だ。事前にその国の文化や習慣、歴史、言語を調べてまとめる。そして旅行中はその時に感じたこと、食べたもの、泊まった場所、ものの値段などを事細かに書いていく。

当時はまだ気軽に海外でiPhoneを使えず、地図は本で読まないといけない。言葉も自分でなんとかしないといけない。こんな便利な世の中になった今とは比べられない程不自由だけれど、そこにはそれなりの面白さもあったと思う。

そんな当時の思い出をトイカメラで撮った写真と共に振り返ってみたい。

道に迷うのはあたりまえ。その分思いがけない場面や道に出会うことも。日陰で休む牛・牛・牛。
イギリス植民地時代の面影を残した旧市街があるチェンナイ。バザールも多く庶民的な雰囲気が漂う。
その、旧市街ジョージタウン。古い街並み、下町のような雰囲気。カラッとしてるが、ものすごい暑さ。歩いていると背中を汗が流れ続ける。4Rs(当時、日本円にして4円程)の熱いチャイを飲み水分補給。
中心から少し離れると、すぐに海がある。写真はベンガル湾に面した海岸。街中とは違うゆるりとした空気。浜辺を歩く人々はどこかのんびりとしている。とはいえ、この辺りは2004年のスマトラ沖大地震による津波の大きな被害を受けているエリアでもある。
同じく浜辺の散歩にて。のどかな雰囲気が漂う。地元の人たちが気軽に挨拶をしたり手を振ってくれる。この写真を撮った後、トラックに乗り込んだ人たちがいっせいに手を振ってくれたのが印象的だった。
ところ変わって、チェンナイから約100km南下したポンディチェリーへ。そこからリキシャに乗り10km先にあるオーロヴィルのビジターセンターへ。1968年に設立された「国際的な共同体」。世界中の人々が、民族・国籍・思想信条を乗り越えて調和することが目指されている場所だ。(ウィキペディアより)
異世界のようなオーロヴィル宿泊体験後はマハーバリプラムへ。夕方、豪雨と雷で街が停電。暗闇で困っていたら、親切な若者にレストランを教えてもらい、地元のレストランを案内してもらう。イカフライ・シュリンプチョーメン・蒸された魚とフライドポテトを持参した懐中電灯で照らしながら食べた。
どこかのバスターミナル前の果物屋さん。オープン前なのかな、沢山のフルーツを丁寧に並べている。出発前のバスの中から撮ったもの。このあと嘘みたいにギューギュー鮨詰め状態のバスになる…。
南インド最大級およそ60mのどデカいヒンズー教寺院があるカーンチプラムへ。近々選挙があるそうでどこも宿が埋まっており宿泊先がなかなか見つからず苦労した。結果、火事などあったら絶対生きて出られないな…と思わせる鉄格子の窓と迷路のような長い廊下の宿に泊まる、ある意味恐怖体験。
最終日、再びチェンナイへ。駅チカだったホテルの窓より。泊まった中で一番綺麗で広くてゴージャスな宿だったと記憶。前日の宿が衝撃的だっただけに、そう思わせるのか。ちなみにこのあと、デリー経由で日本に帰るのだが、機内トラブルに見舞われてデリー半日街歩きがなくなる。その理由は機内に預けたバックパックが誰かのひどい悪臭のするチーズまみれになったからだ。こうして、色んな旅を共にしてきたバックパックをあっけなく失い、悪臭チーズの香りでインド旅行は幕をとじる。(エアインディアからプレゼントされたスーツに移し替え帰国)

#行った国行ってみたい国

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