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2022 忘備録

変化の一年だった。2022年明けて早々、以前働いていた職場の先輩の「戻って来ないか」との誘いにいよいよ乗る事にしたからだ。

半ば冗談だと思っていたこの誘いがこちらの気持ち次第でいつでも戻れる事、その上条件も今後を見据えてもなかなかない、求めていた環境だったこともあり、結果出戻ったのだった。

とはいえ、この年齢での転職は勇気が入った。誘われるからにはその期待以上の成果も出さなくてはならない。どんな理由であれ「戻る」のだから、良く思わない人も職場内にはいるかもしれない。など、不安を抱えていたのだが、出社初日にそんな杞憂は吹っ飛ぶ。

もちろんブランクがあった分、当時同期だった仲間には到底追いつけない部分はあるが、戻ってきたからこその強みもある。

年齢を理由に守りに入っていたが、いざ新しい環境に飛び込んでみたら、毎日が発見で勉強で、反省点も多いが、学びもある。日々「自分はまだまだだな」と思うのに、嘘みたいに前向きなのだ。

こんな世界が私にもまだあったのか…と思ったし、環境の大切さを痛感した。

新しい事には勇気がいる。思った以上に自分の居た環境に良くも悪くも慣れてしまっていた。そこから踏み出すのは思ったより難しい事を知った。

出戻るくらいなら、何故あの時、転職したんだろ…無駄な時間を過ごしてしまったかも、なんて一瞬頭をよぎったが、その経験があったからこそ今の自分がある。大事な出会いもいくつもあった。その時は分からない・気がつけないことがきっと未来の何かに繋がっている、そう信じている。「人間万事塞翁が馬」友人が一番好きな諺だと話していたけど、わたしもそうだ。日々淡々とこなし、過ごしていくのみ。

この先、まだまだいくつになっても何があるか分からない。改めて1日1日を大切に後悔せぬよう過ごしたい。なんて2022年を振り返って思ってみたり。結果、私らしい1年であった。


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