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「胸を借りたら、胸を返そう。の話」

どうも、リキッドです。

最近、我が家では、夕食後に家族みんなでシコふみをすることにしました。なぜシコふみをする用にしたのか?というと、まず、僕自身が小学校の頃、相撲のクラブに入っていたこと。ちなみに、4年生の時は全国大会に出場しました。これは自慢ですが、その時の会場が両国国技館だったんですよ。しかも、まがき部屋という本当の相撲部屋で力士と一緒に一泊できました!さらに試合後は、東京ディズニーランド招待券というおまけつきでした。


要するに、僕自身が、相撲を経験したことがあるといこと。


次に、嫁がダイエット中で、何か家でできる運動はないかと探していたということです。

シコふみは、家の中でもできますし、当然、野原の中でも、秋の紅葉の中でもできます。重力さえあればどこでもできるんですね。


これも一つの魅力となっています。


そして、僕は現在、4歳と2歳の子供がいますが、シコふみはその子達でも簡単にできると思ったからです。(実際は2歳の長女には難しかったですね)


そして、もう少し大きな視点から考えて、現在失われつつある"日本の伝統"を子供達にも引き継いで行きたいと感じたからです。

僕は現在33歳ですが、小学生だった頃は普通に砂場で友達と相撲を取って遊んでいました。

つまり、日本の伝統的な遊び方がまだ残っていたんですね。


もちろん、僕らの時代は、ゲームボーイも出はじめた時代で、当時最先端を走っていた友達は、マリオをやっていましたね。


ですが、大半の小学生は、外で体を動かして遊んでいたのではないでしょうか?

古典的ですが、鬼ごっこをしたり、ドッジボールや、カンケリ、サッカーや、そういえば、サッカーゴルフという独自の遊びを作ったりもしていました。

僕らの時代と、現代と、どちらがいいというわけではありません。

ですが、僕らに時代は、まだ、昔ながらの遊びが生きていた時代だと感じています。


昔ながらの遊びを知っている以上、その伝統を繋いでいくということは、なんらかの意義があるのではないでしょうか?


それで、我が家のシコふみの話なのですが、嫁は30回シコを踏むだけで限界という感じなのですが、4歳の息子の方は、30回ぐらいではまだまだ物足りないといった様子です。

なので、その名の通り、「胸を貸してやり」ぶつかり稽古をすることにしました。

ぶつかり稽古とは、一方は(僕)相手のぶつかり(立ちあい)を受けて、相手は(子ども)ひたすら押し出す練習をするというものです。


4歳なのでまだまだ当たりは弱いですが、それでも一生懸命に僕を押して来る姿には、心を打たれます。

それで思い出した事があったのですが、その昔、僕も小学生の頃。


父親に自宅でぶつかり稽古をつけてもらっていました。


僕自身も、「父親の胸を借りて」稽古をしていたんです!


そのおかげで、いい成績を残すことができました。


あの当時は、なんて事ないことだと思っていましたが、今はとてもいい思い出です。


あのとき借りた父親の胸

今度は息子に返す番。


こうやって、受け継がれるものがあるんですね。


あつ、今度、実家に帰ったときに、久しぶりに胸を借りてみようかな(笑)

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