221 主師親について

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6.主師親についての考察
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日蓮の言葉ですが「主師親三徳」と言う言葉がある様です。意味は、衆生を守護する主の徳、衆生を導く師の徳、衆生を慈愛する親の徳の三つのこと、だそうです。
http://monnbutuji.la.coocan.jp/yougo/10/042.html#:~:text=「 主師親三徳 しゅ,なければならない徳です。

自分は日蓮に対しては何の感傷も持っておりませんが、創価学会がこの言葉を使っていたのを聞いたときに結構いいことを言っているなあと感じた覚えがあります。
主:衆生を守護する主の徳 「柱」(主徳) 欲望を制御する先達のこと
師:衆生を導く師の徳 「眼目」(師徳) 恐怖を制御する先達のこと
親:衆生を慈愛する親の徳 「大船」(親徳) 愛情を制御する先達のこと

これら三徳を兼備するのが仏であると書かれておりますが、自分は実際には主師親を一人の責任者に帰するのは非常に危険な思想であろうと考えております。しかしながら、この三徳は人間の本能に沿って作られたものであり、三毒を元に考えられているとは言えかなり本質を突いた意見であろうと思います。
まあ責任者が責任者足らんと欲するのなら、この三徳のうちのせめて一つは極める必要があるのであろうと思われます。

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