063 社会的な基礎単位について

1.063
2.社会的な基礎単位について
3.ぽん
4.20220506
5.某ch
6.社会的な基礎単位についての考察
7.
個人及びそれを含む集団についての簡易的な分類です。

一般的で社会的な基礎単位として、以下の例があげられます。
思考単位=個人、戦闘単位=男性、生殖単位=家族、生育単位=地域、収益単位=企業、
政治思想単位=政治結社や政党、戦争単位=軍、人種単位=民族、支配組織単位=国家、
戦争群単位=同盟、文化単位=文明、宗教単位=宗派、イデオロギー単位=陣営、
理念上の最大単位=科学的な宇宙の中の地球人類、又は神学的な神が存在する世界における神の子ら

各基礎単位間の比較では、別の条件が提起されない限り構成要素同士は平等に扱われるものとされています。例えば、現代文明をもたらしたと言う条件をあげた上でキリスト教は仏教よりも上との主張は可能であります。
何が中心的な基礎単位になりますかは、社会的な伝統、個々人の想いと、各構成員が考える利得のバランスによって決まります。一般的に自由主義=個人主義として言及されることもありますが、経済的な自由主義である資本主義における企業、政治的な自由主義である代議制民主主義における政党、などの様に各基礎単位においても自由主義的な側面が求められることがあります。
ほとんどの基礎単位は各々歴史を持ち、それが故にその構成員に独自のナラティブを想起させることを強制します。個人とは何か、男性とは何か、家族とは何か、などなど。それらは科学と言うよりは哲学の領域にて考察されますが、人が生きていく上では大切な情報シグナルであり情報ノイズであります。人はそれに生きがいを実感し、それに涙します。

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