019 「神の国」の理論に過ぎない共産主義

1.019
2.「神の国」の理論に過ぎない共産主義
3.ぽん
4.20220808
5.某Discord
6.共産主義とは宗教的な思想であることの説明
7.
宗教を阿片と形容したのはマルクスです。
反宗教主義
https://ja.wikipedia.org/wiki/反宗教主義#

しかし共産思想の奉じる完全平等の実現は「神の国」にしかありえない非現実的な思想です。同じく民主主義もその目的として完全平等の実現=神の国を目指しており、程度と強制の手法にもよるがかなりあやういバランスを保ちながらも存続しておりますが。

生まれたとき人は、生活的世界と言う家族制のミニ社会で暮らしております。成年に近くなるにつれて生活的世界に加えて二つの新しい世界を生きることが求められます。
1.「神の国」、神の世界、内面的世界→キリスト教的な完全平等が達成されている世界
2.「地上の国」、王の世界、社会的世界→現代では私有財産制に則り実力により暮らしていく社会
1のみだと宗教的平等思想(≒共産主義)、2のみだと資本主義、1+2合わさってこそ民主主義的と言えます。

ですので、共産主義の理想とします平等は人々の心の中でしかありえない、単なる宗教的とも言える理想概念に過ぎないと言えます。マルクスの教義は、マルクスが否定しました宗教の教義と何ら変わることはありえません。

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