見出し画像

【西武ライオンズ 今日の見どころ】5月の課題は初回の失点 2点差以上の逆転勝利は1度もなし  

●序盤の失点が増え始めた 頼みの先発投手陣

【17日◇ホークス‐ライオンズ10回戦(みずほPayPay)18:00】
今月は3連勝した直後に4連敗。2連勝したかと思えば2連敗。借金はまたしても今シーズン最多タイの11となった。気掛かりなのは、唯一の拠り所だった先発投手陣の成績が下降しているところだ。

先発投手の防御率は、3・4月は1.85だったのが、5月は3.51に悪化。特に初回の失点が、4倍以上増加している。

ここまで、先制を許した試合の成績が2勝19敗。逆転勝利は3試合だけで、その3試合とも1点差からの逆転勝利。2点以上のリードを奪われた試合では、1度も勝てていない。

打線に得点力がないため、先行逃げ切りしか、勝ちパターンがない。それだけに、試合序盤の複数失点が即、致命傷になってしまう。

平良海馬が戦線離脱、松本航をセットアッパー起用、髙橋光成は開幕4連敗中と、先発投手陣も万全な状態ではないが、もし、ここが崩れてしまったら、いまのライオンズには勝てる要素が何ひとつなくなってしまう。

●ボーはここまで3試合 初回はすべて無失点だが…

先発のボー・タカハシは、きょうが4試合目の登板。過去3試合では、序盤3回までの失点は1しかなく、初回はすべて無失点で立ち上がっている。ただ、4月25日オリックスバファローズ戦では1死1・3塁、前回登板5月7日千葉ロッテマリーンズ戦でも1死1・2塁と、いずれも得点圏にランナーを置きながら、なんとか切り抜けた。

ただ、福岡ソフトバンクホークスのクリーンアップを考えると、得点圏に走者を置いて、無傷で終えられる可能性は少ないだろう。ボーには、できるだけ三者凡退に近い形で、試合をスタートして欲しい。

3試合連続サヨナラ負けの記憶がまだ新しい、みずほPayPayドームでのホークス3連戦。もし、きょうも敗れてPayPayドーム4連敗となると、2020年以来4年ぶり。開幕からの4連敗だと、17年以来7年ぶりになってしまう。この17年はヤフオクドーム(当時)で、年間1勝11敗と散々な目に遭っている。

ライオンズ相手の対戦防御率0.82のモイネロが先発だが、前回5月4日の対戦では相手の失策絡みながら、ライオンズ打線は4点を奪っている。まずは、みずほPayPayドーム初勝利をして、早めに連敗を止めたい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?