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【西武ライオンズ 今日の見どころ】週末10連敗中のベイスターズに 平井が今季初先発

●ライオンズも土曜日は負けが先行  

【28日◇ライオンズ‐ベイスターズ2回戦(ベルーナドーム)14:00】
現在ベイスターズは土曜、日曜のゲームに10連敗中。今シーズン土曜日は1勝7敗、日曜日については勝ちなしの6連敗中だ。対するライオンズのほうも、主にローテーションを担ってきた隅田知一郎が勝ち運に恵まれず、土曜日は2勝6敗1分と、こちらも大きく負け越している。

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どちらのチームが先に、マイナスの巡り合わせから抜け出すことができるか。

●昨季の平井 先発で3連勝のあと 7試合勝利なく 

ライオンズは平井克典が今シーズン初先発。今井達也、松本航、スミス、渡邉勇太朗と、本来先発ローテーションに入ることを期待されていた投手たちが、こぞって1軍を離れているなか、6連戦が3週続く交流戦とあって、平井に白羽の矢が立った形だ。

昨シーズンは、先発転向を志願。開幕ローテ入りして、3戦3勝したところまでは良かったのだが、その後は7試合続けて勝利なく(3連敗)、6月30日のホークス戦で7失点したのを最後に、中継ぎへ配置転換されることになった。

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数字を比較しても、リリーフのほうが明らかに、良い結果が出ている。

ただ、平井本人は、先発への意欲について「未練はだいぶありますよ。正直なことを言うと(先発への気持ちが)ゼロかと言われたら、ゼロではないです」(ライオンズマガジン5月号)と語っており、今回訪れた先発の機会には、並々ならぬ想いがあるはずだ。

平井は5月16日に登録抹消されると、19日のイースタン・イーグルス戦に先発。5回86球を投げて、毎回の8安打を打たれながらも、粘り強く1失点でしのいでいる。

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ベイスターズ戦の登板は、2019年以来3年ぶり。先発はもちろん初めてとなる。

相手先発の上茶谷大河も、4月16日のスワローズ4回戦で91球シャットアウト勝利したのを最後に、現在4連敗中。週末に勝てない原因の一端を担ってしまっている。今回の登板には期するものがあるだろう。

両先発の気迫のぶつかり合いを存分に堪能したい。



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