【西武ライオンズ 今日の見どころ】交流戦5連敗中の髙橋光成 バウアー相手にストップできるか
●イースタンで バウアーとは3人が対戦済
【3日◇ベイスターズ‐ライオンズ1回戦(横浜)14:00】
雨天中止によって、2連投していたティノコ、平井克典、佐藤隼輔、増田達至と、勝ちパターンの救援陣が休めたのは良かったが、代替試合が週明け5日の月曜日に入ったため、きょうから9連戦となってしまった。
両チームともスライドさせることなく、きょうは髙橋光成とバウアーが先発する。4月16日イースタンの試合ながら、大きな注目を集めたバウアーの「来日初登板」の相手が、ライオンズだった。このときは4イニングを6奪三振無失点と、前評判に違わぬピッチングを披露した。
現在の1軍メンバーでは、若林楽人、長谷川信哉、渡部健人の3人が、このときバウアーと対戦済。若林はヒットを打っている。
その後、1軍デビュー戦で来日初勝利をあげたかと思いきや、2試合連続7失点。再調整を余儀なくされてと、その実像が掴み切れていない投手ではあるが、対戦経験のある選手が複数いることで、油断することも、過大評価することもなく、きょうの対戦に臨めるのではないだろうか。
●髙橋光成 交流戦で勝ったのは2019年が最後
対する髙橋光成だが、昨シーズンはベイスターズ打線を7回1失点に抑えながら、打線の援護なく敗れたり、スワローズのピッチャー小川泰弘に「あれは交通事故」(辻󠄀発彦前監督)としか言いようのないソロ本塁打一発で敗れたりと、交流戦3試合で防御率2.70ながら3連敗。交流戦で勝利したのは2019年が最後。シーズンをまたいで、じつは現在5連敗中だ。
交流戦になると、なぜか自責点にならない失点も多く、パ・リーグ相手の登板試合と較べて、負けが大きく先行している。
米球界でのプレーを視野に入れている髙橋光成からすれば、バウアーと投げ合いつつ、打席に立って間近で球筋を見ることは、これ以上ない刺激になるだろう。ぜひサイヤング賞投手に投げ勝って、自身の交流戦での悪い流れをストップしたい。
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