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【西武ライオンズ 今日の見どころ】”甲子園の申し子“が帰還 西勇輝には大きく勝ち越し

●岸潤一郎は高校時代に甲子園4度出場 

【31日◇タイガース‐ライオンズ1回戦(甲子園)18:00】
昨シーズンは、ルーキーでは長嶋茂雄以来63年ぶりとなる、佐藤輝明の1試合3本塁打が強烈な印象を残したこのカード。2019年以来、3年ぶりに甲子園の乗り込んでの顔合わせとなる。

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トータルでは32勝30敗でライオンズが勝ち越しているが、甲子園では交流戦開始当初に、大きく負けが先行。少しずつ盛り返してはいるものの、まだ3つ負け越している。今シーズン中に五分の星に戻しことができるか。

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プロ入りしてから1軍公式戦では、まだ甲子園でプレーしたことのないライオンズの選手は少なくない。

そのひとりに、岸潤一郎がいる。明徳義塾高時代、投手兼4番打者として、1年夏から甲子園に4度出場して、大阪桐蔭高と3度対戦。1年夏がベスト4、2年夏と3年春がベスト8と、同世代のトップランナーにふさわしい活躍で「甲子園の申し子」とまで呼ばれていた。

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(ちなみに、2年夏の準々決勝では、タイガース中野拓夢がいた日大山形と対戦。岸が2打数ノーヒットに抑えたが、逆転負けにつながる送りバントを決められている)

だが、その後は右ヒジの故障に苦しみ、大学を中退。独立リーグの徳島インディゴソックス入りすると、俊足と強肩を活かして打者に専念。2019年ドラフト8位でライオンズ入りした。

3年目の現在、外野のレギュラー争い真っ只中だが、28日ベイスターズ戦で3点適時三塁打、翌29日には2号ソロと、状態は上向きだ。

酸いも甘いも知り、大人になった申し子は、甲子園でどんなプレーを見せてくれるだろうか。

●バファローズ時代はお得意様だった西勇輝 


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