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【西武ライオンズ 今日の見どころ プレシーズン編】ライオンズ選手 WBC開催年の成績は?

●苦しんだ和田、涌井 秋山は首位打者獲得

WBCが開催されるたび、直後に開幕するレギュラーシーズンへ与える影響が懸念されている。そこで、過去WBCに出場したライオンズ選手のWBC開催年のシーズン成績と、その前年の成績を比較してみたところ、2006年の和田一浩が成績を落としていた。

このと和田は大会直前に、尿管結石を発症。ドーピング検査の兼ね合いで痛み止めを服用することもできず、体調不良を抱えたままのシーズンインだったことが、本人の口から語られている。

第1回WBC代表 松坂・和田 成績比較
第2回WBC代表 涌井・片岡・中島 成績比較
第3回WBC代表 涌井・牧田・炭谷 成績比較
第4回WBC代表 牧田・炭谷・秋山 成績比較

09年の片岡はシーズン開幕戦でいきなり4安打するなど、4月が終わるまでは3割前後の打率をキープしていたが、5月に入った途端に調子を落とし、打率も2割5分台まで下降した。開幕から1ヶ月が過ぎ、WBCの疲労が噴出していたのかもしれない。

反対に2017年の秋山翔吾は、ファイターズとの開幕3連戦こそ14打数2安打に終わったものの、4月中旬には5試合連続マルチ安打するなどヒットを量産。結局、打撃3部門すべてで前年を上回る数字を残し、自身初の首位打者にも輝いている。

投手では、2013年の涌井秀章の低迷が目につく。この年は先発で打ち込まれるケースが相次ぎ、リリーフへの配置転換や2軍落ち、球場外でのスキャンダルも重なり、ライオンズ在籍最後のシーズンとなった。

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