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【西武ライオンズ 今日の見どころ】モイネロの前に3年間 21試合連続無得点

●最近3年間 モイネロから1点も獲れていないライオンズ

【13日◇ライオンズ‐ホークス2回戦(ベルーナ)14:00】
桜流しの雨が降った大宮で、打線が冷え切ってしまったのか。この3試合の得点は0、2、1と元気なく、今シーズン初の3連敗。3あった貯金を使い果たしてしまった。

そんななか、きょうの対戦相手が福岡ソフトバンクホークスのモイネロだ。難攻不落のセットアッパーが、今シーズン先発に転向。とまどいを見せるどころか、前回登板6日のイーグルス戦では、6イニングをノーヒットに抑えたまま降板。開幕から14イニングを投げて、打たれたヒットわずか3本と、まだ勝ちがないのが不思議なくらいの投球を続けている。

リリーフ時代のモイネロは昨シーズンまでの7年間、ライオンズ戦の通算防御率が2.79と、パ・リーグ5球団のなかで最もよく打たれているのだが、これは来日1年目の2017年に8失点したのが響いた数字。2021年5月7日から昨年までの3年間は、合計21試合(21イニング)に渡って、モイネロはライオンズ戦で無失点を続けているのだ。

●モイネロから打った本塁打は 7年間で1本だけ

過去7年間の対戦で、ライオンズのバッターがモイネロから打ったホームランは1本だけ。それも来日1年目の2017年7月19日、ライオンズとの初対戦の試合で、中村剛也が2ランを打ったのが最初で最後。その後54試合、6年以上に渡って、誰ひとりモイネロのボールをスタンドインできていない。

おそらくきょうの試合も、得点機は1、2回しか訪れないだろう。もし、きょうも敗れると、今シーズン初めての借金生活突入となってしまう。

このままズルズル行かないためには、ロースコアの展開で競り勝つしかない。隅田知一郎には、1点も先にやれない厳しいピッチングが求められる。

ライオンズの開幕ローテーション投手のなかで、2戦2勝でスタートしたのは隅田だけ。ぜひ自身の連勝を伸ばして、チームの連敗を止めてもらいたい。 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

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