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【西武ライオンズ 今日の見どころ オフシーズン編】ドラフト2位上田大河が 大学生活最後の戦いへ

●きょう明治神宮大会 関西代表決定戦が開幕

【2日◇大阪商業大‐和歌山大(ほっともっと神戸)13:00】
熱戦続く日本シリーズは、いよいよ佳境へ。アマチュア野球では、来週8日に始まる社会人の日本選手権と、15日に開幕する高校・大学の明治神宮大会が、今シーズン最後のビッグイベントになる。

その神宮大会の関西地区の代表決定戦を兼ねた「大阪市長杯」が、きょうからスタート。この大会に、ライオンズがドラフト2位で指名した上田大河が在籍する大阪商業大学が出場する。

この大会は関西の5大学リーグの各優勝校が、2枠の神宮大会出場権を懸けて争うもので、今年は大商大(関西六大学)のほか、佛教大(京滋大学)、天理大(阪神大学)、和歌山大(近畿学生)、関西大(関西学生)が参加。大商大は、2年連続優勝を目指しての戦いになる。

大商大はきょう午後1時開始予定の第2試合、ほっともっとフィールド神戸で和歌山大と対戦。きょうから3連勝すれば、文句なしの第1代表に決定。ひとつ敗れても、敗者復活トーナメントを含めて、合計3勝すると、第2代表となる。
(トーナメント表・日程などは、こちら「近畿学生野球連盟 公式サイト」をご参照ください)

●昨年の明治神宮大会はベスト4に終わる

上田大河は今年9月16日に大阪学院大学との1回戦で、9回1死まで完全投球。1四球のみのノーヒットノーランを達成するなど、関西六大学通算22勝。やはりドラフト2位でカープに指名された高太一との「左右の両輪」として、昨春から続く大商大のリーグ4連覇を牽引してきた。

昨年の明治神宮大会では、今年ライオンズが1位指名した武内夏暉を擁する國學院大の前に、惜しくも準決勝で敗れていた。この試合で上田の登板はなかったものの、1年前に目前まで迫っていた日本一。大学生活最後となる今年の大会に懸ける想いは相当なはず。

関東在住のライオンズファンにとっても、大商大が神宮大会に出場してくれれば、来シーズンの即戦力候補のピッチングを、いち早く生で観るチャンスが大きくなる。

きょうからの大商大の戦い、そして上田大河のピッチングに、ぜひ注目して欲しい。

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