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【西武ライオンズ 今日の見どころ オフシーズン編】元ライオンズ7選手がベルーナドームで「ラストゲーム」

●佐野泰雄、熊代聖人らがベルーナドームに登場

【18日◇THE LAST GAME2022(ベルーナD)14:00】
あす12月18日(日)、今シーズン限りで現役引退を決めたライオンズ選手、すでに引退して第2の人生を歩み始めている元ライオンズの選手たちが、ベルーナドームで“最後の雄姿”を披露する。舞台は「THE LAST GAME2022」だ。

球団によるセレモニーに送られて、引退することのできるプロ野球選手は、ほんの一握り。大部分の選手たちは、それが自分にとっての、プロ野球人生最後の一球一打になるとは知らずに、現役生活を終えることになる。

そんな選手たちに「応援してくれたファンや支えてくれた家族に対して、有終の美を飾る“場”を提供したい」「感動や興奮を与えてくれた選手たちに感謝の気持を表したい」との趣旨で、今年1月8日に初めて行われたイベントだ(もちろん、主催する衛星放送会社の「プロ野球セット」加入者の契約を、オフシーズンもつなぎ止めておきたい思惑が大きいのだろうけど…)。

2度目の開催となる今回は、12月に時期を早めて実施されることになった。

第1回の「THE LAST GAME」では、出場選手たちが「イースト・ホープス」「ウエスト・ドリームス」の2チームに分かれ、9イニング制のゲームが行われた。元ライオンズでは、中塚駿太と大窪士夢のふたりの投手が出場。慣れ親しんだ…と言うより、恋焦がれた本拠地メットライフドーム(現ベルーナドーム)で、家族やファンに最後のプレーを披露した。

前回は参加人数やポジションの都合で、マリーンズOBの定詰雅彦さんや大学生選手が“助っ人”参加、元マリーンズの内竜也投手がキャッチャーで出場したり、本来出場予定だった元ホークス・スワローズのアンダースロー山中浩史投手が、直前の練習で肩を痛めて、やむなく登板を回避したりなど、初めての企画ならではの珍場面もあったのだが、今回は33名もの現役を終えたばかりの元プロ野球が参加を予定。そのうち、ライオンズに在籍経験のある選手が7人もいるのだ。

「THE LAST GAME2022」に、参加が予定されている元ライオンズ選手
◆投手
佐野泰雄(2015~22年在籍) 
現役通算 105試合登板 6勝5敗4ホールド 防御率4.38
※来季から、ライオンズ1軍グループ先乗りスコアラーに就任

◆捕手
米野智人(2010途中~15年在籍)
現役通算 300試合出場 661打数136安打 打率.206 13本塁打 64打点
※ベルーナドームのライトスタンド外周の、ビーガン食カフェ「BACKYARD BUTCHERS」オーナー

◆内野手
綱島龍生(2018~21年在籍) 
現役試合 7試合出場 3打数0安打 打率.000

◆外野手
田代将太郎(2012~17年在籍)
現役通算 241試合出場 165打数29安打 打率.176 2本塁打 16打点
※「アクサ生命保険株式会社」に勤務

斉藤彰吾(2008~19年在籍)
現役通算 392試合出場 335打数79安打 打率.223 5本塁打 24打点
※「サザビーズ インターナショナル リアルティ」に勤務

熊代聖人(2011~22年在籍) 
現役通算 605試合出場 479打数108安打 打率.225 0本塁打 29打点
※来季から、ライオンズ2軍外野・守備走塁コーチに就任

戸川大輔(2015~22年在籍) 
現役通算 28試合出場 55打数6安打 打率.109 1本塁打 2打点
※来季から、ライオンズアカデミーのコーチに就任

まずは、現在の彼らの元気な様子を観られるだけで、充分うれしいのだが、もしかすると、佐野対元ライオンズ打者の真剣勝負、外野での斎藤、田代、戸川のそろい踏み、熊代のキャッチャー姿といった、ライオンズファンにとっては、たまらない場面も観られるかもしれない。

試合開始は2時を予定。高校生以下は無料。チケット購入方法をはじめ、イベントの詳細は公式ホームページ(https://baseball.skyperfectv.co.jp/lastgame/2022/)で、ご確認ください。

お時間のある方は、ライオンズのために全力を注いでくれた選手たちの「ラストゲーム」に、足を運んでみてはいかがだろうか。


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