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【西武ライオンズ 今日の見どころ】鹿児島勝利なら21年ぶり 6試合連続1失点以下なら68年ぶり

●ライオンズ 鹿児島で最後に勝利したのは2002年

【ホークス‐ライオンズ2回戦(平和リース)14:00】
髙橋光成の力投で19年ぶりに勝利した宮崎から、鹿児島に移動してのホークス戦。「平和リース」のネーミングライツが付く前の「県立鴨池」の球場名のほうが、ピンと来るファンも多いかもしれない。ライオンズがこの球場で公式戦を戦うのは、2013年5月11日以来、じつに10年ぶりになる。

クラウンライター時代には、この球場で最初のパ・リーグ公式戦をライオンズが主催したこともあったが、本拠地を所沢に移転してからは、すべてビジターゲームで訪れている。

1980年代には、当時鹿児島で春季キャンプを行っていたロッテ・オリオンズの主催試合、2000年前後にはオリックス・ブルーウェーブの主催試合が、鹿児島で多く組まれていた。

ライオンズ 平和リース球場(鹿児島県立鴨池野球場) 戦績

ライオンズはこの球場で、7勝7敗1分の勝率5割。最後に勝利したのが、2002年4月19日のオリックス戦だから、きょう勝つと、21年ぶりになる。

●5試合連続1失点以下は58年ぶり  球団記録は7試合

開幕3試合目のバファローズ戦からきのう(8日)まで、ライオンズの失点は、1、0、1、1、0と、5試合連続で1失点以下。「投手王国復活」と言っても大袈裟ではないくらい、登板した投手全員が素晴らしい内容のピッチングを続けている。

最近では2014年4月23日~29日にマリーンズが、1失点以下の試合を5試合続けたことがあったが、ライオンズの5試合連続1失点以下は、西鉄時代の1965年9月に記録して以来、じつに58年ぶりのことだった。

ちなみに、連続1失点以下の球団最長記録は、1955年年9月の7試合連続だ。

もし、きょうの試合も1失点以下に抑えれば、このとき以来、球団68年ぶりの6試合連続となる。それと同時に、球団タイ記録まで、残り1試合に迫ることになる。

先発のエンスは来日1年目だった昨シーズン、23試合すべてが12球団の本拠地球場での登板だった。いわゆる地方球場での登板は、今回が初めてになる。

不慣れなマウンドを克服して、チームを21年ぶりの鹿児島勝利と、68年ぶりの6試合連続1失点以下に導くことができるか。

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