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【西武ライオンズ 今日の見どころ】ライオンズ戦防御率0.33の東浜 対 ホークス戦5連勝中の松本航 

●東浜 ライオンズ戦27 2/3イニング投げて失点1 

【18日◇ライオンズ‐ホークス17回戦(ベルーナ)18:00】
【ライオンズ球団通算5,000勝まで、あと5勝】
16日に紹介した(首位攻防 5試合勝ちのない高橋光成 カギは先制点)ように、このカードのカギを握る初回の先制点が結果に直結して、敗れてしまったライオンズ。1勝1敗で迎える首位攻防3連戦の3戦目。勝ち越しが懸かった一戦のポイントは、ホークスの東浜巨を攻略できるかに尽きる。

5月11日にノーヒットノーランを喫するなど、今シーズン東浜とは27 2/3イニング対戦して、ライオンズ打線が奪った得点は、森友哉の適時二塁打による1点だけ。対戦防御率は0.33、対戦打率は.093(86打数8安打)と、完全に抑え込まれている。

今シーズン ライオンズ打者 東浜巨 対戦成績(太字選手は現在1軍登録)

もちろんライオンズの側も何の策も弄さず、ただ手をこまねいているワケではない。たとえば今シーズン1、2度目の対戦では、ゴロアウトが圧倒的に多かったのだが、3度目の対戦からはフライアウトの割合が高くなっている。

東浜 ライオンズ戦 アウト内訳

東浜が得意にしているシンカーを見極め、ライオンズの各バッターがいわゆるゾーンを高めに設定しているのではないかと、推測できる。

また直近の対戦となった7月2日の試合では、たとえ凡退したとしても、各打者が粘り強く対応。5イニングで東浜に100球を投げさせて、早めの降板へと持ち込んだ。

東浜 ライオンズ戦  打者1人あたり投球数

ノーヒットノーランされた5月11日は、打者1人あたりの球数が平均3.88球だったのが、7月2日は5.88球となっており、各バッターが2球多く投げさせた計算になる。

ホークスバッテリーとしても当然、ライオンズ側の変化は感じ取っているはず。今シーズン5度目の対戦は、お互いどんな戦略でのぞむのか。プロならではの、火花散る攻防が観られそうだ。

●松本航は20年11月から ホークス戦5連勝中

対するライオンズ先発の松本航は、2020年11月1日の対戦から、現在ホークス戦5連勝中。東浜と投げ合うのは、今回が初めてだ。この試合も1点を争うロースコアの展開が予想される。

松本航 ホークス戦5連勝中

松本航には、ライオンズキラーの東浜に投げ勝って、堂々と「新ホークスキラー」を襲名してもらいたい。

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